「First Love 初恋」満島ひかり&佐藤健が“ラブシート”でサイコロ恋愛トーク
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TUDUM Japan「First Love 初恋」ステージより。左から満島ひかり、佐藤健。
Netflixのグローバルファンイベント「TUDUM Japan」が本日9月25日に東京都内で開催。11月24日より配信される新シリーズ「First Love 初恋」からキャストの満島ひかり、佐藤健がステージに登壇した。
宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」にインスパイアされた本作は、とある悲劇に運命を翻弄された男女の1998年から約20年にわたる“初恋”の記憶を描いたラブストーリー。満島がフライトアテンドを目指す野口也英、佐藤が航空自衛隊のパイロット・並木晴道を演じ、「天使の恋」の寒竹ゆりが監督・脚本を担当した。
事前に収録された映像で、満島と佐藤は空港の滑走路を背景に対談。満島の提案からオファーが決まった佐藤は「満島さんと共演したいと全役者が言うと思います」と出演の決め手を述べつつ「現場をご一緒して、確信しました。やっぱりスペシャルな人。ほかのどの人とも違う」とその印象を語る。一方の満島が佐藤について「共演するまで違う星の人の感じがしてた。かっこよすぎる(笑)」と明かすと、佐藤が「それ、ちょっとバカにしてる要素が入ってる」と穏やかに笑う一幕も。続いて満島は「見た目もきれい、声も甘い。お芝居もきれいでまっすぐ。男の人がきれいすぎると、横にいて“すみません”という気持ちになっちゃう。(撮影に)インしてから3カ月ぐらい抱えてた悩み。佐藤健の相手役はつらい」と冗談交じりに話した。
佐藤と木戸大聖が演じた晴道について、満島は「女子にはない、男の子独特のひずみがあった。それがすごい魅力的」とコメント。佐藤は高校生の晴道を演じた木戸を「高校生パートがどうしたってキラキラする。素敵なシーンになると思ってはいたけど、想像以上ですごくよかった」と称賛し「ずるいよね。2人で『First Love』を聴いたりするシーン」とうらやましがる。満島も「ああいうのやりたかったよね。高校生からやりたかったぐらい」と同意。佐藤は「若い頃のキラキラしている2人と、酸いも甘いも知った大人の2人の対比が面白いところ」と見どころを話したほか、也英と晴道の人間性や好きな登場人物、撮影現場の思い出などを語り合っている。
イベントで満島は「すごく長い撮影期間で、昨年のほとんどの時間をこの作品に費やしました。いろんな時系列があって、皆さんが想像する以上の広い豊かなラブストーリーになっていると思います」とアピールし、佐藤も「コロナ禍で撮影が延期になったりもしたので1年間ずっと撮影していたわけじゃないんですけど、1年間ほぼほぼ『First Love』しかやっていない。ずっと役に気持ちが入っていて、2021年を過ごした。やっと皆さんに観ていただけると思うと感慨深い」と振り返る。2人は同じソファーに座ってトーク。佐藤は「今まで、各自の椅子に座ってましたよね……? これは距離感が難しい」と笑い、MCのジョン・カビラが「ラブシートとも言います」と伝える場面も。
続いて恋にまつわるテーマが書かれたサイコロを振り、出たテーマに沿って話す“サイコロ恋愛トーク”へ。最初に「キュンキュンする恋」を出した満島は「男の人のライトや太陽で眩しそうな顔」「寝起きでぼさぼさっとした感じ」と魅力を感じるポイントを説明し、「健くんは、現場に入ってきたときは、ほぼ寝てる。目を閉じてるぐらいで現場に来て、すごくかっこいい。そういう気が抜けた姿は好き」と話す。「理想の恋」を出した佐藤は「自分でもまったく想像できないところで恋に落ちたい。コントロールできないほうがいい。だから理想はないのかも。すべてが規格外であってほしい」と打ち明けた。
この日は「First Love 初恋」の初映像となるティザー予告も公開。サイコロで「今の恋」を出した佐藤は「久しぶりに映像を観ました。也英、いいですよね。息子にもらったカーディガンを着て、ちょっとうれし恥ずかしそうにしてる也英に恋してます」と話し、満島は「佐藤さんに、いっぱい褒めていただきました」とほほえむ。そして「20年間の長い恋の話。宇多田ヒカルさんの『First Love』が出たときに高校生だった子たちが『初恋』が出る2018年に再会する。会わなかった年月も長いし、実は一緒の場面もそれほど多くない。でも一緒のときは濃密なシーン。だから、それぞれの姿をちょっと見れるときは『今日は一緒だ!』とうれしかったよね」と撮影を振り返った。