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ボーイズグループ界の新星WARPs ROOTSが今話題! ライブ&メンバーの魅力を徹底解剖

音楽

インタビュー

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「WARPs ROOTS LIVE #3」9月13日 Spotify O-WEST

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WARP-Syndicateで進行中のプロジェクト「WARPs DIG」。
WARP-Syndicate 、通称WARPsは「Wind Assemble Radical People-Syndicate」=「革新的な風を創造できる集団」という意味だ。カテゴリーや枠組みを越え、才能が輝く新たな世界や価値観を作り出すことを目的としている。
現在活躍中の日中混合ボーイズコレクティブWARPs UPはWARPsの第一弾アーティストである。

新プロジェクト「WARPs DIG」にはWARPsにおける次世代の才能のトレーニング機関「WARPs ROOTS」のメンバーたちが参加している。メンバーがいくつかのチームに分かれ、ダンス、ラップ、ボーカルなど、シーズンごとに4つのテーマのもとで戦い、優勝を目指す。パフォーマンスや技術だけではない、人間力や精神力を高める仕掛けもあり、それは審査員票やオーディエンス票にも影響する。そんな4つのエピソードを経て、1年後にメジャーデビューメンバーが決定するのだ。
4月から6月に行われたシーズン1のテーマはダンス。現在はシーズン2に突入、新たな戦いが始まっている。

本記事では、9月13日に渋谷O-WESTで行われた「WARPs ROOTS LIVE #3」の模様をレポートするほか、メンバーへのインタビューなど、WARPs ROOTSの魅力に迫る。

18人の個性がたっぷりと発揮される

会場となったO-WESTは2階席まで満席。
オープニング映像が流れたあと、REIA、KURODA TSUBASA、KAITO、RYUSHIN、SEIYAによる『Wake up』でライブはスタート。WARPs ROOTSは総勢18名なので、全員でのパフォーマンスかと思ってしまうが、チームそれぞれで披露していく。

TAKERU、KURODA TSUBASA、NITTA SOMA、IIZUKA SOUMA、TOMOKI、MASAYAによる『Chase me』、KOSUKE、RYUSHIN、SEIYA、SHIBUTANI YUGA、TOMOKIによる『Showtime』と一気に3曲を駆け抜ける。タイプの異なる楽曲で魅せるのはもちろんのこと、メンバーそれぞれのパワーあるダンスは一瞬で心を掴まれてしまう。観客との距離の縮め方も巧みで、3曲を終えたところで会場の熱はしっかりと高まっていた。

MCはメンバーそれぞれが2人1組で登場。最初のMCを担ったのはKAITOとREIA。WARPs ROOTSはこれまで、2回ライブを行っているが、新メンバーが加わったことでそれぞれの楽曲をパフォーマンスするチーム編成が変わっている、と明かし、これまで来てくれていた人にも変化が感じられたのではないか、とKAITOとREIA。ちなみに、2人が一緒にMCをするのは3回目だそうで、息の合ったやりとりを見せ、しっかりと会場を盛り上げていた。

MCに続いて行われたのがメンバーの自己紹介。……なのだが、ただ名前を言うだけのものとは違い、今回は初の試みとしてサイファー形式で行われた。個性を発揮するには最適の方式かもしれない。クォリティが高いだけではなく、迫力あるダンスで観客を魅了した。

ダンスパフォーマンスはさらに続く。ここからはWARPs UPカバーダンスをメドレーで披露。
TAKERU、RYOTA、MASAYA、RYUSHIN、SHIBUTANI YUGA、NITTA SOMA、MIZUKIが『POWER_信』を、TAKERU、REIA、MASAYA、RYUSHIN、SHIBUTANI YUGA、KOUSUKE、SANO YUGA、NAGATOが『SUPERNOVA』を、ラストはTAKERU、NITTA SOMA、KAITO、SEIYA、MIZUKIが『Hali Gali』で締めた。曲ごとに目まぐるしくメンバーが入れ替わっていくが、息をつかせぬスピード感で圧倒していく。少しでも目を離したら、最高にかっこいい瞬間を見逃してしまうのではないかという気分にさせられる。

続くMCではWARPs ROOTS最年長NAGATOと今回が初のライブ参加となるISOZAKI TSUBASAが登場。NAGATOに促されて、TSUBASAは「肌が白いです。今月(9月)誕生日です!」と自己紹介。2人の年齢が8歳差ということで、NAGATOは「学校でもかぶらないような年齢の人たちと一緒にやるというのはなかなかないこと」としみじみした様子を見せた。

そして、2人の紹介で始まったのはこちらも初の試みとなるメンバープロデュース企画。
まずはBIG BANGの『LOSER』をNAGATO、TSUBASA、RYUSHIN、YUGA、IIZUKA SOUMAが歌カバー。自分たちがこの中でどのように生き残っていくか、どうやってデビューを勝ち取るか、そういったWARPs ROOTSの葛藤と通ずる部分があり、この曲を選んだという。圧倒的なダンスパフォーマンスの印象が強いが、しっとりとした歌声を披露した。

さらに、ダンスカバーはメンバーが2人1組ずつでパフォーマンス。MASAYAとSHIBUTANI YUGAでJa Mezz「Pink is the new black」、SEIYAとSOMAで「Just Friends / L-like remix」、TAKERUとTSUBASAで「I see / Dem Jointz」を。それぞれの個性はもちろんのこと、2人でのパフォーマンスということで、互いの良さをより深く引き出すものとなっていたのではないだろうか。

ダンスパフォーマンスはこれだけに留まらない。KOSUKEとIIZUKA SOUMAがMCでダンスバトルが展開された。こちらも新しいコンテンツとなる。
アクロバティックなREIとSANO YUGAの対決、スキルフルなTAKERUとRYOTAの2戦が行われ、会場は大盛り上がり。ほかのメンバーがそれぞれのセコンドとして登場し、火花を散らす場面も。会場の拍手の大きさによって勝利が決まる。それぞれ、YUGAとTAKERUが勝者となったが、勝敗の行方もさることながらエンターテイメント性の高いステージでオーディエンスを沸かせた。

ラストのMCを務めたのはTOMOKIとMIZUKI。WARPs ROOTS内でもおなじみのコンビだそうで、2人が今回MCを担当することが決まり、他のメンバーが大盛り上がりになったという。そんな2人だからこそなのか、意外な一面を明かしたり、コミカルなやりとりで会場の笑いを誘った。

そしてライブは終盤へ。TAKERU、REIA、KAITO、IIZUKA SOUMA、MASAYAで『Skyline』、RYOTA、KAITO、SHIBUTANI YUGA、MIZUKI、SANO YUGAで『Out of Control』を。ラストはTAKERU、NAGATO、ISOZAKI TSUBASA、SEIYA、SHIBUTANI YUGA、MIZUKI、NITTA SOMA、KURODA TSUBASAで『ROOTS』を。最後は18人全員がステージに集合し、パワフルなステージを魅せた。
18人そろって、会場もスケールアップして行われたライブ。さまざまなコンテンツも追加され、ますますこれからの展開に期待が高まるものとなったはずだ。

WARPs ROOTSのメンバーにインタビュー!

「WARPs ROOTS LIVE #3」終了直後のKAITO、REIA、TAKERU、SOUMAに終わったばかりのライブについて、「WARPs DIG」についてお話を伺った。

――まずは自己紹介と、ご自身の強みを教えてください。

SOUMA イイヅカソウマです。年齢は16歳の高校2年生、最年少です。パフォーマンス力はほかのROOTSのメンバーには負けてないかな、と思います。よろしくお願いします。

KAITO アラカワカイトです、24歳です。MCと、あとは歌って踊れるのが強みです。

――今日もMCを担当されていましたね。

KAITO ちょっとテンパってました。

REIA いつもは会話のキャッチボールがあるんですけど、隣を見たらKAITOくんの目が泳いでいて。

KAITO いろんな場所を見なきゃと思って緊張してしまいました(笑)。

TAKERU TAKERUです。17歳、高校3年生です。強みはダンスです!

REIA REIAです。今年21歳になります。完璧な人間になるのが今の目標なんですけど、まだまだだな、って思う部分がたくさんですね。強みは表情だったり、カメラに向かっての表現は16歳には負けないかな、って思います。
(SOUMAを見ながら)16歳でこのパフォーマンス力って本当にすごい。20歳になったときにはもっと上手くなっていると思うし、楽しみですね。

SOUMA REIAくんの強みから急に俺の強みになってるんですけど、大丈夫ですか?

REIA でも、僕も負けてないよ。

SOUMA 僕も負けないですよ!

KAITO なんでバチバチなんだよ、平和にやろうよ!(笑)

KAITO

――(笑)続いてライブを振り返っての感想をお願いします。

SOUMA お客さんにアピールもできたと思いますし、自分自身も楽しめました。会場のみんなも楽しんでくれていたようなのですごく幸せなパフォーマンスができました。

KAITO お客さん1人1人を見て、違う推しの子のうちわを持っていても、目が合ったら楽しそうに笑い返してくれたりとか、パフォーマンスの途中にメンバーと目が合うとすごく楽しく感じられたりして。MCのときや、『ROOTS』のときに、自然と会場が一体になる瞬間はすごくうれしかったですね。

TAKERU 楽しかったのはもちろんなんですけど、あんなにたくさんの人の前で自分が歌って踊ることが初めてだったので、お客さんの目を見てすごくハッピーな気持ちになりました。

――お客さんとたくさん目は合いましたか?

TAKERU はい。ハートとかくれて、嬉しかったです。

REIA こういう会場でライブをした経験がなかったので、すごく勉強になりました。ライブでどう見せたらいいのか、とか。もちろん、楽しかったです!

――「WARPs DIG」についてもお聞きしたいな、と思います。シーズン1を振り返ってみていかがでしたか?

KAITO 僕はファーストバトルでも負けてしまったんですけど、自分の強みが出せなくて悔しかったですね。 でも、決勝のジャッジをするために観に行かなきゃいけないんです。決勝の場でTAKERUが嬉し泣きしていたり、逆に悔しくて泣いているメンバーがいるんですけど、自分は泣くこともできない存在だということが悔しかった気持ちが強く残っています。

TAKERU シーズン1はダンスがメインだったので、自分の強みを生かせたなと思います。あとジャッジをお互いにするんですけど、その人の人生を自分が変えてしまう可能性があることで、辛かったり、心が痛かったですね。いろんなことを学んでしまったな、と思いました。

KAITO 「学んでしまった」なんだ!?

TAKERU 大人になったかな、と。

REIA シーズン1では僕のチームは1回負けたんですけど、TAKERUのチームに選んでもらって(決勝では負けたチームから一人選ぶシステムとなっていた)。 自分でできることはやりつつもTAKERUのチームに合わせなきゃ、ってすごく考えましたね。その中でTAKERUがダンス面でいろんなこと考えてくれていて、だからこそ絶対負けられないな、と。こんなに若いのにチームを引っ張っていかなきゃっていう責任感があるんだな、すごいなって思いました。
シーズン1では勝てて嬉しかったですし、だからこそシーズン2は絶対にこう優勝しなきゃなっていう気持ちも高くなったし。今はまた、そこに向けて頑張ってる最中です。

SOUMA

――SOUMAさんはシーズン2から入られたんですよね。

SOUMA そうですね。予選の戦いを経験していないので、やっぱりみんなと違った感じ方で、シーズン2に挑んだんですけど……もう選ばれたからにはとにかく頑張ろうって思いました。
選ばれたときはめちゃくちゃ嬉しくて。「いやいやいや、ちょっとちょっと!冗談よしてよ!」って本当にびっくりしましたし、びっくりと同時に嬉しい気持ちもあって、その日はウキウキでした。

――こうやってお話を聞いていると、みなさん、すごく仲がいいな、という印象があります。

KAITO この4人は合宿で同じチームだったんです。あとMASAYAがいて。元々、3人(KAITO、REIA、TAKERU)は喋ることが多かったんですけど、そこにSOUMAが加わって。SOUMAは1人でいるわけでもないし、逆にグイグイ来るわけでもなく、チームに柔軟に対応してくれました。僕らの提案にもちゃんと意見を言ってくれるし、すぐに打ち解けましたね。合宿以降もよく喋ります。
最年少に見えないぐらいしっかりもしているし、そういった面でお互いにリスペクトもあるから、仲がいいのかな、って思います。

SOUMA すごくいい関係にさせてもらってます。感謝しかないです、本当に。

――仲の良さも見ていていいな、と思う方が多いと思うんですけど、「WARPs DIG」の良さ、オーディション、その様子をとらえたドキュメンタリーの良さはどういうところにあると思いますか?

SOUMA 1人1人の人間性も見ることができるところ。ファンもこの人はどんな性格なんだろう? この人は何が好きなのかな? ということも知るいい機会でもありますし、知ることで、もっと応援しようという気持ちが湧いてくるのかな、と思うので。

KAITO このドキュメンタリーって、時系列が見ている皆さんと同じところがすごくいいなと思っています。撮り溜めしておいて結果も決まってるものを放送されるんじゃないんですよね。観ている人からすると、結果が待ち遠しい気持ちもわかるんですけど、僕らもこの1年をかけて取り組んでいるのでその時間を観ている人と共有したいんです。 それに、オーディション中のチームでライブすることなんてまずないと思うんですけど、そのパフォーマンスも観てもらえて、「こういうところがいいから勝ってほしい」って言ってもらえるのも嬉しいんですよね。一緒にこの時間を追いかけてくれると嬉しいです。

TAKERU 普通なら、デビューした瞬間にはその人がどういう性格なのかわからないと思うんですけど、過程を観てきた人たちは「この人はこういうストーリーがあって、今デビューできているんだ」ということを知ることができるのは、ドキュメンタリーならではのことかな、と思っています。

REIA 考えていたことが全部言われてしまいましたね……。

KAITO 最初からそれ言おうとしてたろ(笑)。

REIA いや、本当に(笑)。
みんなが言ってくれたことにプラスで言えば、これからグループでやっていく中で集団行動ができる人とできない人とか、そういう絶対必要な何かを持ってるかどうかがわかることですね。
やっぱりお互いに合わせるのも大事だし、リスペクトしなきゃいけない部分もいっぱいあります。そういう部分もこのドキュメンタリーを通してわかるんじゃないかな、というのも良さです。

――ご自身で成長は感じつつありますか?

REIA あります。僕は今まで韓国でやってきていたんですけど、韓国でもやったことがないことを今やらせてもらってます。向こうではライブはやったことないし、ドキュメンタリー撮られることもなかったし、みんなで集団行動もずっとやってきたんですけど、そういう面ですごく成長させてもらってるな、と思います。

REIA

――集団行動がうまくいく秘訣ってなんだと思われますか?

REIA 「自分はこうしたい」という欲があったとしても、それを捨てられるか捨てられないか。

KAITO 確かに。

REIA 俺はこうしたいんだけど、みんなの意見は違うんだったら、自分の意見は捨てて、そっちに合わせようとか。

KAITO 他のメンバーを見てて思うのが、本当に周りを見てるんだろうな、って。気付きも多いんですよ。例えば、SOUMAが「こういうふうにやったらいいんじゃないか」って提案できるのもそうだし、TAKERUも「今は真面目にやるときだよ」って声をかけたり。そういうふうに全体が見えていると、自然と「俺が、俺が」ってならないと思います。今喋って欲しくないんだろうな、というときはそっとしておくし、今ふざけたいんだろうなで、一緒にふざけるし。

TAKERU あとはみんなでご飯行ったら勝手に仲良くなる。

KAITO よくラーメン食べに行ったもんね。

SOUMA TAKERUくん、ラーメン行きましょ!

TAKERU 行こ!

SOUMA KAITOくんとは行ったことあるんですけど、TAKERUくんとかREIAくんとは行ったことないんで、行きたいです!

TAKERU

――最後に今後の夢をお聞かせください。

SOUMA マイケル・ジャクソンさんのような唯一無二の存在のアーティストになって慈善活動とかしたいです。グループだとBTSさんとか、そういう人を超えられるような存在になれるようになりたいですね。夢はでっかく、です。

KAITO 僕はアーティストに固執するんじゃなくて、本当にいろんなことを表現者としていきたいなと思っていて。俳優もそうだし、喋るのも好きなんで、バラエティーとかも出てみたいですし、今は中国語の勉強をしています。これから世界に挑戦していくなら、一番使われてる語学が英語とか中国語を学んで、いろんなことを世界に発信していきたいと思ってます。

TAKERU 目標にしているアーティストさんがいるんですけど、その人たちは人を笑顔にしたり、関わってる皆さんにいつも感謝をしています。その人みたいに自分も一歩ずつ一歩ずつ夢に近づけたらいいな、と思って日々練習に励んでいます。

REIA でっかい夢もちっちゃい夢もあるんですけど、最終的には世界で活躍できるアーティストになりたいですね。僕も最初に出会ったアーティストがBTSさんなんですけど、音楽で人を笑顔にしたり、何かを作ったり、素敵な歌詞だったり、そういうものを与えられるのがアーティストだと思っているんです。
BTSさんみたいに音楽やパフォーマンスで、アーティストと呼ばれるのにふさわしいグループになりたいな、と思います。それが夢ですね。

取材・文:ふくだりょうこ

※WARPs DIGの様子はこちらのチャンネルで更新中です。CHECK!
https://www.youtube.com/c/WARPsROOTS/featured

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