松山ケンイチが連続殺人犯演じる「ロストケア」父親役は柄本明、鈴鹿央士ら12名出演
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左から鈴鹿央士、柄本明。
松山ケンイチと長澤まさみが共演する「ロストケア」の新キャストが明らかに。鈴鹿央士、柄本明、坂井真紀、戸田菜穂ら12名が出演する。
本作は葉真中顕の同名小説を「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「そして、バトンは渡された」の前田哲が実写化した社会派エンタテインメント。主人公は献身的な介護士として慕われながら、42人もの人間を殺めた青年・斯波宗典だ。斯波が勤める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止めた検事の大友秀美は、「殺人」ではなく「救い」だと主張する斯波と取り調べで対峙。大量殺人犯となった斯波の揺るぎない信念と、事件の真相に迫っていく。
松山が斯波、長澤が大友を演じたのは既報の通り。大友を検察事務官としてサポートする椎名幸太を演じた鈴鹿は「松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした」と撮影を振り返り「これからの日本にとって大切なことを届ける作品になっているので、是非自分と同世代の方に観てもらいたい」とコメント。斯波の父・正作に扮した柄本は「松山さんと親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました」と語っている。
坂井と戸田は介護を必要とする老人の娘役に。そのほか事件を取り巻く人々として峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子が出演する。
日活と東京テアトルが共同配給する「ロストケア」は2023年に全国ロードショー。
(c)2023「ロストケア」製作委員会