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「silent」川口春奈&目黒蓮が制服に照れる、鈴鹿央士は「赤ちゃんの代役もいける」

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ナタリー

左から目黒蓮、川口春奈、鈴鹿央士。

フジテレビ系ドラマ「silent」の制作発表が9月29日に東京都内で行われ、キャストの川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士が登壇した。

本作は、主人公・青羽紬がかつて本気で愛した佐倉想と音のない世界で“出会い直す”ラブストーリー。川口が大型CDショップで働く紬、目黒が18歳のときに若年発症型両側性感音難聴を発症した想に扮した。

川口は「温かくて切なくて優しくて、いろんな気持ちにさせてくれる作品。全身全霊を懸けてやらせていただきたいなと思いました」とオファーを受けたときの心境を言葉にする。そして「紬はすごくまっすぐ」と役どころを紹介し、「観ている方に応援してもらえるキャラクターになればいいなと、日々模索しながらがんばっております」と挨拶した。

「その先を知りたくて、早く次の台本をくださいと言ってしまうほど素敵」とドラマの魅力を伝えたのは目黒。彼は舞台「滝沢歌舞伎ZERO」出演時にも手話を学んだそうで「『One Heart』という曲で、ファンの皆さんに手話で思いを伝えたいと考えたんです。自分で調べて、曲中で披露させてもらいました」と懐かしみ、「手話は素敵なコミュニケーションの1つだなと思いました。このドラマでしっかり学ぶ機会をもらえてすごくうれしかった」と喜ぶ。そんな目黒に、川口は「(目黒の手話は)完璧。刺激を受けて、ワッとなります」と声を掛けていた。

紬の現在の交際相手・戸川湊斗に扮した鈴鹿は、“紬が、かつての恋人で湊斗にとっては親友の想と再会する”という展開に「複雑です……」とこぼし、「自分よりも相手の気持ちを考えて行動している。言葉選びもすごく優しい」と自身が演じたキャラクターに思いを馳せる。それを受けて川口は「鈴鹿くんは顔に“優しい”と書いてある人。おっとりしていて優しいボーイです。だから湊斗とリンクしちゃって、顔を見ているだけで胸がキューッとなるんです。日々、感情が忙しいです」と評し、鈴鹿を「(“優しい”を)背負っちゃったな」と照れ笑いさせていた。

なお、本作の主題歌にはOfficial髭男dismの書き下ろし楽曲「Subtitle」が使われることに。会見ではメンバーからのメッセージ映像が上映され、ボーカルの藤原聡は「バンドとしてもまた新しい扉を開けた楽曲になりました」と語った。鈴鹿は「昨日の夜、この曲をかけながら台本を読んでいたら大号泣してしまいました」と楽曲の感想を伝える。川口が「ドラマの世界観に深みを与えてくれる、とんでもなく素敵な楽曲を書いていただけて感謝しています。間もなく歌えるところまできています。今は90%くらいかな」と話すと、目黒は「僕も90%くらい」、鈴鹿は「僕は80%かな」とそれぞれ進捗状況を伝えた。

劇中には紬、想、湊斗が制服姿で登場する回想シーンも。目黒は「キラキラした画が撮れていると思うので、ここはひとつ楽しみにしていてほしいです」と恥ずかしがりながらもアピールし、川口は「制服を着たときだけ、照れと不安、迷いで汗が止まらない。膝小僧を出しているのに違和感しかなくて……。がんばって演じています」とつぶやく。最年少の鈴鹿は「僕は中学生(役)までいけます。この間も『顔だけだったら赤ちゃんの代役もいけるね』と話していて」とのんびりとした口調で続けた。

本作はロケが多く、これまで東京・世田谷代田駅、タワーレコード渋谷店などで撮影が行われたという。川口は「“リアル”が皆さんに届くと思います」と、目黒は「実際のダイヤで動く電車に乗って先の駅まで行ってから、ある駅で下車する場面もありました。ほどよい緊張感があって、いいシーンが撮れています」と充実感たっぷりの様子で述べた。

最後に川口は「いろんな愛の形が描かれています。温かくて切なくて、笑って泣けるドラマをお届けしたいと思っています」とメッセージを送り、会見を締めた。

「silent」は10月6日から毎週木曜22時よりオンエア。生方美久が脚本を手がけ、風間太樹、高野舞、品田俊介が演出を担う。

※高野舞の高は、はしごだかが正式表記

木曜劇場「silent」

フジテレビ系 2022年10月6日(木)スタート 毎週木曜 22:00~22:54
※初回15分拡大

(c)フジテレビ