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「プリキュア」映画出演 花江夏樹の夢の叶え方「なりたい自分の姿を鮮明に思い描くこと」

映画

インタビュー

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花江夏樹 撮影:小川遼

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9月23日に『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』が公開になります。
舞台はお子さまランチのテーマパーク<ドリーミア>。あそび放題、たべ放題の夢のような場所に、和実ゆい(キュアプレシャス)たちは喜んで出かけますが、実は<ドリーミア>にはある秘密があって……。
<ドリーミア>の園長・ケットシーを演じる花江夏樹さんにお話を伺いました。

純粋な心を思い出させてくれる作品

――今回、プリキュアという作品の世界の中に入ってみて、どういったところに魅力を感じられましたか?

シリーズ全てを観ているわけではないんですけれども、小学生の頃にちょうど初代が始まってしばらくは観ていました。やっぱり純粋に戦う女の子たちがすごくかっこいいな、と男目線からはありましたね。声優として出ることになるとは思っていなかったので、嬉しかったです。
どのぐらいのときかな、キャラクターがCGで踊るエンディングになったじゃないですか。近未来だなと感じましたし、CGってもっと違和感あるのかなって思っていたんですけど、かわいくて、プリキュアってすごいなと思いました。
あとバトルシーンも作画がすごくて。子ども向けなんですけど、大人が見ても楽しめるんだな、と感じていました。

――今回の脚本を読まれたときの最初の印象はいかがでしたか?

キラキラしていて、<ドリーミア>というテーマパークも見た目がおいしそうで、それだけでも子どもたちは楽しめるんじゃないかなって。あとは大人に対して、子どもが持ってる純粋な気持ちの大切さだったり、大人になる過程でなくしていくものの、大切さを思い出させてくれるような作品だな、と思いました。

――ご自身が演じられたケットシーについてはいかがですか?

最初はこの見た目通りにかわいらしい印象だったんですけど、過去に何があったのか、この人はどういうことを考えながら園長をやっているのか、ということがだんだん分かってきて、より深く、キャラクターと物語に入っていくことができました。

――公式サイトのコメントでは「ケットシーを可愛く演じたい」とお話されていましたが、かわいく演じる上で花江さんが意識されたことだったり、心がけたことはありましたか?

見た目が着ぐるみで本当の顔がわからないので、だからこそ、いろいろな表現をしていけたらいいな、と。 同じセリフでも何パターンか思い浮かんだプランの中でどれにしようかな、と考えて、かわいさがあったり、その中にも面白さがあったりとか、愛されるような感じにできたらいいな、と思って演じました。

――演じていて、ケットシーとご自身で似ているな、と感じられた部分はありますか?

園長として、エンターテイナーとして、人前に出るときは、自分をそのモードに切り替えるところ、ですかね。僕は、普段はそんなに口数が多い方ではないんですけど、マイクを通したときや、テレビやラジオのときは、少しテンションが高くなったりするので、そんなところは似てるな、と思いました。

最近、笑顔になったこと

――今回の映画で、子どもたちがワクワクしているように、大人になった今、子どものような純粋な心でワクワクされたことはありましたか?

子どもと一緒に子ども向けの施設に行くことが増えたんですけど、今の子どものおもちゃって、めちゃめちゃ進化していて、ハイテクになっていたり、大人が普通に楽しめるものが多いんですよね。
新宿御苑の近くにある東京おもちゃ美術館に行ったんですけど、もともと学校だったところを改築して、教室ごとにいろんなおもちゃのコーナーがあるんです。子どもと一緒じゃなかったら1人で全部見て回って遊んでるだろうな、って(笑)それはすごくワクワクしました。

――お子さんといらっしゃると、自分の子ども心は少しストッパーをかけるというか。

そうですね。やっぱり子どもは放っておけないので、そこは親として、制御しちゃいます(笑)。

――ワクワクすると言えば、今回は「お子さまランチ」も出てきます。ご自身でお子さまランチを作るとしたら、どんなラインナップにしますか?

オムライスが好きなので、オムライスと。ソースは、今だとデミグラスソースになっちゃうかな。ケチャップもいいですけどね。あとはハンバーグと、タコさんウィンナー……スパゲッティもいいですね。これだと茶色くなっちゃうかな(笑)。
昔は食にあんまり興味がなかったんですけど、だんだん好きになってきました。食べることで、疲れが取れたり、ストレスが解消されたり、ということはもちろんあると思うので、すごく大事ですよね。

――<ドリーミア>は子どもたちがずっと笑顔でいられる場所、ということですが、花江さんが笑顔でいられる場所を作るとしたら、どんな空間にされますか?

テーマパーク的な施設は、みんな笑顔になるんじゃないかな、と思いますね。
子どものころに、人生の最後に何が食べたいか、って聞かれることがあるじゃないですか。僕はプールいっぱいの杏仁豆腐って言ってたんですけど、それは実現させたいです(笑)。巨大なお菓子があったり、まさに<ドリーミア>のようなスケールが大きいものがたくさんある空間がいいですよね。

――笑顔、ということで、最近、花江さんが一番笑顔になられたのはどういうときですか?

なんだろうな……でも、やっぱり子どものことですかね。あんまりまだ言葉をしっかり話せないので、パパって言いたいのに、ママになっちゃったりとか。そういうちょっとした言い間違いはすごくかわいくて、笑顔になりますね。

ヒーローの定義は「自分の信念があること」

――今回の作品は「ヒーロー」もひとつの重要なキーワードかと思うのですが、花江さんが考えるヒーローの定義を教えてください。

なんだろう……難しいな。自分の信念がちゃんとある人がヒーローかな、と思います。

――花江さんご自身がヒーローになるとしたら、どんなヒーローになりたいですか?

ダークヒーロー!(笑)。変身はしたいな、というのは少しあります。

――ヒーローになりたい、という小さいお子さんもたくさんいらっしゃると思います。でも、大人になるにつれて、少しずつ夢を手放してしまう人もいると思います。夢を持ち続けるためにはどうすればいいと思われますか?

夢を持ち続けるには、やっぱり好きじゃないと、ですよね。夢に向かっていく過程で、つらいとか苦しいが混ざっちゃうと多分ダメなんだろうな、とは思います。
楽しむ気持ち、純粋に好きだっていう気持ちがあって、未来のなりたい自分になった自分を、鮮明に思い描けるぐらいの想像力があったらいいのかな。

――ちなみに、花江さんご自身が夢に向かっている途中で辛いな、と思ったことはありますか?

いや、僕はないですね。あんまりネガティブにならないので。

――ネガティブにならないための、花江さん流のコツはあるんでしょうか。

自分を肯定していく、自信を持つというところですかね。言い訳がうまいというとらえ方もできると思うんですけど(笑)。もちろん、自分に自信がない部分は誰しもあると思うんですけど、それはそれでいいと思うんです。でも、自分はこれだけは自信があるっていうところだけは、自信を持つことが大事じゃないかな、と思います。

――今回の映画はお子さんと一緒に大人の方もたくさん見られると思います。そんな大人の方にメッセージをお願いします。

子どもの頃にあった純粋な気持ちだったり……もちろん今も持ってらっしゃる方もいると思うんですけど、僕なんかは忘れかけていたので、そういう気持ちを再認識できるような内容にもなってるのでそこはすごく響くんじゃないかな、と思います。
キラキラしている中にも悩みだったり、葛藤だったり、ちょっと暗い部分があって、そこを乗り越えていく気持ちがこの映画に込められているので、そういった部分はすごく大人の方に響くような気がするんですよね。

――大人がアニメを観るときの良さってどういったところでしょう?

それこそ小さい頃に観ていたアニメを大人になって観る方も多いと思うんですけど、純粋な子どもの頃の気持ちが蘇ってきたり。あとアニメは、今はむしろ大人も見るもの、みたいになってきていますよね。日本の文化として、アニメは世界に誇れるものをだと思うので、大人が観ても全然いいと思いますし、どんどん観てほしいなと思います。背中を押してくれるような台詞もあったりするので、自分も頑張ろうと思えたり、共感できるものがあったらいいですよね。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:小川遼

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<番組情報>
TVアニメ「デリシャスパーティ♡プリキュア」

毎週(日) 朝8時半 ABCテレビ・テレビ朝日系列にて放送中

ぴあアプリでは花江夏樹さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に掲載されています。

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