香港映画祭 Making Wavesは「黄昏をぶっ殺せ」で開幕、日本初上映は5作品
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「黄昏をぶっ殺せ」 (c)2021 Homemade Holdings Limited. All Rights Reserved.
香港特別行政区の設立25周年を記念した映画祭「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」の全ラインナップが解禁された。
香港の才能豊かな新人監督の作品や、今なお輝きを放つクラシックなど選りすぐりの映画を上映する本イベント。レスリー・チャン主演で人間と幽霊の切ない恋物語を描いたファンタジー「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の2Kデジタルリマスター版が国内初上映されるのは既報の通り。このたび残る7本のラインナップが明らかになった。
日本初上映となる新作映画は4作品。3兄弟と3人の女性が織りなす料理コメディ「6人の食卓」、4人の新人監督が返還からの25年をつづるオムニバス「同じ空の下」、1秒先を予知できる能力を生かしボクサーになった男の再起を描いた「ワン セカンド チャンピオン」、視覚障害者の両親を持つジュディ・チュウが自身の経験をもとに親子の絆を紡ぐ「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」が並ぶ。
オープニング作品には、かつての殺し屋が引退後に自殺ほう助を請け負う姿を描き、パトリック・ツェーが史上最高齢の85歳で香港電影金像奨の最優秀主演男優賞を受賞した「黄昏をぶっ殺せ」が選ばれた。また東京国際映画祭の協力のもと、スラム街で起こる猟奇的連続殺人事件を描いたモノクロの香港ノワール「リンボ」、「MAD探偵 7人の容疑者」の後日譚的作品で再びラウ・チンワンが元刑事の男を演じた「神探大戦」も上映される。
「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」は11月9日から13日に東京のBunkamura ル・シネマで開催。上映スケジュールは公式サイトで確認を。鑑賞料金は一律800円で、チケットは上映日の3日前から販売される。
Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力
2022年11月9日(水)~13日(日)東京都 Bunkamura ル・シネマ
<上映作品>
「6人の食卓」※日本初上映
「同じ空の下」※日本初上映
「ワン セカンド チャンピオン」※日本初上映
「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」※日本初上映
「黄昏をぶっ殺せ」
「リンボ」
「神探大戦」
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 2Kデジタルリマスター版」※日本初上映