テーマは“月経の再魔術化”、チーム・チープロ「女人四股ダンス」幕開け
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チーム・チープロ「女人四股ダンス」より。(撮影:岡はるか)
チーム・チープロ「女人四股ダンス」が、昨日10月8日に京都・THEATRE E9 KYOTOで開幕した。
チーム・チープロは、松本奈々子と西本健吾によるパフォーマンスユニット。「女人四股ダンス」は、“女性の身体性”“触れること / 触れられないこと”についてのリサーチをもとに、“月経の再魔術化”をテーマにした作品だ。
開幕に際し、チーム・チープロの2人は「昨年10月におこなったダンス公演の本番中、メンバーの松本は月経中でした。しかし、それを誰とも(クリエーションメンバーともそして観客とも)共有することはしませんでした。それはなぜなのか。この作品では、劇場空間で月経の経験を思い返したり想像したりしながら、その力を使って変身することを目指します。そのための手がかりとして、四股という足踏みの動きを借りて、儀式を行います。ぜひ、ご参加ください!」と語った。
公演は明日10月10日まで。なお本作は「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2022」の参加作品にラインナップされている。
チーム・チープロ「女人四股ダンス」
2022年10月8日(土)~10日(月・祝)
京都府 THEATRE E9 KYOTO
振付・構成:松本奈々子、西本健吾 / チーム・チープロ
出演:松本奈々子
振付コラボレーター・出演:内田結花、前田耕平