噂の超新星イム・ユンチャン登場!
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イム・ユンチャン©Ralph Lauer
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すべて見る今を時めく人気ピアニスト辻井伸行の優勝(2009年)によって、日本でもすっかりお馴染みとなった「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」から、再び大きな才能が輩出された。韓国出身のイム・ユンチャンは、2022年第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで史上最年少(18歳)優勝、ならびに聴衆賞、最優秀新曲演奏賞を受賞したことによって、一躍世界のピアノファンが注目する存在となったのだ。
同コンクールの審査委員長マリン・アルソップが「深い音楽性と驚異的なテクニックを有機的にひとつにすることができる、類稀なアーティスト」と高く評価したイム・ユンチャンの才能は、「100万人に一人の才能」(ダラス・モーニング・ショー)、「魔法のような力」、「自然で本能的な質」(ラ・セーナ)などなど、メディアからも高い評価を受け、新星登場の噂は瞬く間に世界各地に伝えられたようだ。
そのイム・ユンチャンが決勝で演奏したラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」は、YouTube配信後わずかひと月で550万回再生を突破。現在は820万回再生を超えるなど、注目度の高さも大きな話題となっている。
そして朗報!話題の超新星イム・ユンチャンの初来日公演が決定した。すでに出身地・韓国では熾烈なチケット争奪戦が繰り広げられ、爆発的なユンチャン・ブームが巻き起こっているだけに、そのパフォーマンスに興味津々。
伝説の始まりを見逃すことなかれ。
●スーパーソリスト達による秋の特別コンサート Vol.4 イム・ユンチャン ピアノ・リサイタル
2022年12月3日(土) 19:00 サントリーホール
[プログラム]
ギボンズ:ソールズベリー卿のパヴァーヌとガイヤルド
J.S.バッハ:シンフォニア BWV787-801(全15曲)
リスト:二つの伝説 S.175
第1番 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
第2番 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」より
“ダンテを読んで ー ソナタ風幻想曲” S.161 / R.10-7
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