森岡龍の監督作、16mmフィルムで撮影されたロードムービーが公開
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「北風だったり、太陽だったり」
森岡龍が脚本・編集・監督を担った短編映画「北風だったり、太陽だったり」が、12月10日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開決定。あわせてポスタービジュアル、予告編が到着した。
俳優としても活動し、2012年には監督として「ニュータウンの青春」を手がけた森岡。本作は服役中の元お笑い芸人・金井の面会に向かう、かつてのマネージャー・葉山と元相方・奥貫の道中を描くロードムービーだ。金井に結婚報告をしようとする葉山を橋本一郎、奥貫を足立理が演じたほか、川添野愛、フジエタクマ、浦山佳樹、宮部純子、松嵜翔平、島村和秀、秋場清之、嶺豪一、遠藤雄斗、東田頼雄、高木健、北見紬、北見環、森岡、飯田芳が出演する。16mmフィルムで撮影された。
橋本は「35分という尺にこれでもかと詰め込まれた森岡ワールドを、劇場でご覧頂ければ幸いです」、足立は「1日のロードムービーですが、天気の神様も味方して季節を感じれる作品に仕上がりました」とコメント。森岡は「初めて映画を創るようなドキドキとワクワクを味わいながら、仲間たちと、一生懸命作りました」とつづっている。予告編はYouTubeで公開中。
※松嵜翔平の嵜は山冠に奇が正式表記
橋本一郎 コメント
森岡龍監督作品は、「ニュータウンの青春」以来、10年ぶり二回目の出演となります。
スタッフキャスト含めて旧知のメンバーが多い中、だいぶ“オッサン”になっていた「森岡組」。
しかし、笑顔の絶えない現場には、その10年を感じさせない、映画作りに真っすぐで、フレッシュな「森岡組」の姿がありました。
なかなかこの規模の映画で観なくなった16ミリフィルムの質感。そして35分という尺にこれでもかと詰め込まれた森岡ワールドを、劇場でご覧頂ければ幸いです。
足立理 コメント
森岡龍監督が10年振りに映画を撮るぞ!と聞いた時は、ぞわぞわしました。楽しみに映画の完成を待とうとしたら、まさか自分が出演させてもらえるとは! しかも「ニュータウンの青春」チーム再集結!! 1日のロードムービーですが、天気の神様も味方して季節を感じれる作品に仕上がりました。
劇場で、是非お待ちしております!!
森岡龍 コメント
ご無沙汰しております。お元気ですか? 私事ではありますが、昨年末に結婚しました。そして、久しぶりに映画を作りました。しかも、(夢の!憧れの!)16ミリフィルムです!
ウカウカしていたら、前作「ニュータウンの青春」から10年も経っていました。勢いで書き殴ったシナリオは、なんてことはない、「久しぶりに人に会う」、そんなシンプルな物語でした。初めて映画を創るようなドキドキとワクワクを味わいながら、仲間たちと、一生懸命作りました。ぜひ、ご覧ください。劇場でお待ちしております!
(c) マイターン・エンターテイメント