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田中泯が中心となって開催されたフェスティバル「アートキャンプ白州」を振り返る展覧会、10月29日より開催

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剣持和夫《無題》1988年

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千葉県市原市にある市原湖畔美術館では、2022年10月29日より、『試展―白州模写<アートキャンプ白州>とは何だったのか』が開催される。

「アートキャンプ白州」とは、1985年、仲間たちと共に山梨県白州に移り住み、農業を営みながら舞踏による活動を行っていた舞踊家・田中泯が中心となって開催されたフェスティバルのこと。1993年から99年まで、毎年夏に4日間、「芸能と工作」の実験場を目指してひらかれたこの「祭り」は、舞踊、芝居、音、美術、物語、建築、映像、農業など多様なジャンルの第一人者が世界各地から集い、神社、林の中、農道、民家など様々な場所を舞台に、1000を超えるイベントやワークショップが展開された。

同展では、当時のパフォーマンスやイベント、日々の様子を伝える貴重な映像など活動の記録を展示・公開するとともに、1970年代より田中泯が行ってきた榎倉康二、高山登、原口典之らとの野外美術プロジェクト「風の又三郎」のトリビュート作品も展示。それらを通して、今も伝説のように語られる、あの「白州」とは何だったのか? を考える。

なおこの展覧会にゲストキュレーターとして参画しているのが、日本を代表する現代美術家・名和晃平。当時、白州には多くのボランティアが関わり、そこから第一線で活躍するアーディストやクリエーターが輩出されたが、実は名和もそのなかのひとり。18歳の時から10年にわたって白州に関わり続けた。今回名和は、同展全体の会場構成を行うほか、自らの「原点」ともいうべき白州時代に制作したドローイングや、同展のための新作なども出展する。

特別協力:田中泯
ゲストキュレーター:名和晃平
出展作家:榎倉康二、遠藤利克、剣持和夫、高山登、原口典之、名和晃平
特別出展作家:藤崎了一、藤元明

原口典之《Bussei No.11 HAKUSHU》1988年
遠藤利克《無題》1988年
高山登《Headless scenery-Sunrise Sunset 遊殺—日の出・日の入》1988年
榎倉康二《干渉》1988年
名和晃平《Catalyst#21》2020年,photo: Nobutada OMOTE | Sandwich
田中泯

【開催概要】
『試展―白州模写 <アートキャンプ白州>とは何だったのか』
会期:2022年10月29日(土)~2023年1月15日(日)
会場:市原湖畔美術館
時間:10:00~17:00、土曜・祝前日は9:30~19:00、日祝は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月27日~1月3日)
料金:一般1,000円、大高・65歳以上800円
公式サイト:https://lsm-ichihara.jp/

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