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『私の一ヶ月』新国立劇場で開幕 作・須貝英&演出・稲葉賀恵のコメント到着

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右から)村岡希美、藤野涼子 (撮影:引地信彦)

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新国立劇場 2022/2023シーズン演劇『私の一ヶ月』が、11月2日に東京・新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。

『私の一ヶ月』は、2022/2023シーズン中に日本の劇作家の新作をお届けするシリーズ企画「未来につなぐもの」の第1弾で、ロンドンのロイヤルコート劇場と新国立劇場がタッグを組んだ、若手劇作家のためのワークショップから生まれた新作。物語は泉が日記を書いている2005年11月の和室、拓馬の両親が経営する2005年9月のコンビニ、明結(あゆ)がアルバイトを始めた2021年9月の都内大学図書館の閉架書庫といった3つの時空が交差する。出演者は村岡希美、藤野涼子、久保酎吉、つかもと景子、大石将弘、岡田義徳の6名が名を連ねている。

右から)村岡希美、藤野涼子(撮影:引地信彦)

併せて、作・須貝英と演出・稲葉賀恵からコメントが到着した。

■作・須貝英 コメント
想いを込めた新作を皆さんにご覧いただける喜びと、劇作家ワークショップからの長い旅路の終わりが見えてきた感慨が胸に押し寄せてきて、なんだか経験したことのない気持ちです。

この作品はワークショップの期間、上演が決まってからの期間と、たくさんの方に支えられながら成長を続けてきました。おそらく本番を通してもずっと成長していくと思います。劇場でそれを一緒に体験していただけたら、この上ない喜びです。

■演出・稲葉賀恵 コメント
決して押し付けがましくなく、でも凛々しく、人の生活の繊細な機微を描いた須貝さんの作品を、6人の俳優陣が繻子を織るように体現して下さいました。
今を生きる私たちにも必ず思い当たる、仄暗い闇や哀しみを抱きしめて、それでも前に進む人々のお話です。
死を想いながらも、生きていく日々の中には必ず美しい瞬間がある、その煌めきを劇場で共有することが出来る作品に仕上がったと思います。
是非、日本初演のこの作品を客席で目撃してくださいませ。

<公演情報>
新国立劇場 2022/2023シーズン演劇『私の一ヶ月』

11月2日(水)~20日(日) 新国立劇場 小劇場
作:須貝英
演出:稲葉賀恵

出演:村岡希美、藤野涼子、久保酎吉、つかもと景子、大石将弘、岡田義徳

チケット情報はこちら:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2217666

詳細はこちら:
https://www.nntt.jac.go.jp/play/my-month/

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