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兵馬俑36体が来日! 日本初《戦服将軍俑》の公開も『兵馬俑と古代中国』11月22日より開催

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戦服将軍俑 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物

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上野の森美術館では、11月22日(火)より、日中国交正常化50周年を記念して『兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』展が開催される。

紀元前221年、始皇帝が中国大陸に史上初めて強大な統一王朝を打ち立てた秦と、同202年、劉邦が再び中国を統一した漢。中国の基礎を確立したと言われるこの秦漢両王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開となる貴重な文物を多数展覧。悠久の歴史を紐解いていく展覧会だ。

最大の見どころは、兵馬俑36体が一堂に会する過去最大級のスケールの展示である。兵馬俑とは、兵士や馬をかたどり、陵墓に収められた像のこと。とくに約8000体が埋蔵されていた始皇帝陵の兵馬俑は有名だ。そのなかでも11体しか確認されていない像が、高位の武官をかたどった将軍俑。同展ではこの大変稀少な《戦服将軍俑》が1体、日本で初めて公開される。

そのほか、古代の青銅器や日本の「漢倭奴国王」の金印にも似た《「王精」龜鈕金印》など、中国では国宝級を指す「中国国家一級文物」から日本初公開の出土品まで、貴重な文物約200点が集結する。日本では36年ぶりの公開となる光輝く《鎏金青銅馬》も古代中国の歴史好きにはたまらないはず。前漢の武帝が遠征してまでも欲しがった「汗血馬(かんけつば)」をかたどった作品だ。

また戦国時代には極小だった兵馬俑が、秦の始皇帝陵では等身大となり、漢時代には再び小さくなるという、兵馬俑をめぐる歴史ミステリーに迫っているのも同展の特徴。

なお、音声ガイドには、展覧会ナビゲーターも務める俳優の谷原章介と声優の浪川大輔が担当。春秋戦国時代を描いた人気漫画「キングダム」を通して時代背景を伝える特別展示コーナーも展開する。

兵馬俑坑
騎馬俑 戦国秦 咸陽市文物考古研究所 一級文物
鎏金青銅馬 前漢 茂陵博物館 一級文物
「王精」龜鈕金印 漢 西安博物院 一級文物

【開催情報】
『日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』
会期:2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)
会場:上野の森美術館
開館時間:9:30~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日: 12月31日(土)、1月1日(日)
料金:一般2,100円、大高1,300円、中小900円
※日時指定予約制
展覧会公式サイト:https://heibayou2022-23.jp

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