【招待受付中!!】気鋭のニューカマー・RQNY、これが“本物の才能” 記念すべき初ワンマンフリーライブを開催！

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22/11/15(火) 12:00

RQNY　Photo：岡田貴之

RQNY（読み：ロニー）が12月4日(日) に初のワンマンライブ『LIVE AFTER THE PAIN（TS）』を行う。フリーライブで、場所はTOKIO TOKYO。はっきり言って破格のポテンシャルを持ったアーティストなので、本当に貴重な機会だと思う。子供の頃からマイケル・ジャクソンのポップスターとしての超越性に憧れ、10代で出会ったXXXテンタシオンの衝動に触発され、音楽の道に進むことを決意したRQNY。以来、誰にも交わらず、誰とも群れず、たったひとり、ベッドルームで曲を作りためてきた。

RQNYは2022年7月に1st EP『pain(ts)』をリリース。ステージに立ったこと自体、数回しかない。筆者はそのうちの一回を観ることができたのだが、音源を聴いて予想していたよりも格段に生々しく、熱いエネルギーが伝わってくるようなパフォーマンスだった。DATSのMONJOEをDJに迎えてのふたり体制。フロウのあり方も、ステージでの振る舞いも、歌とラップがシームレスに同居してオーディエンスを揺り動かす今のUSのポップミュージックとの同時代性を前提にしたものだった。その上で、既存のジャンルやシーンにはまったく属さない孤高のスタンスも感じた。何より、楽曲の持つ研ぎ澄まされたエモーションには、聴いている側の胸をわしづかみにするような、強い力が宿っていた。

すでに各方面から絶賛が集まり波紋が徐々に広がりつつあるが、まだまだ気鋭のニューカマーだ。現時点ではまだ“現象”に火がつきはじめているわけではない。でも、音源を聴き、ライブを観て、取材で本人に会っていろいろと話をして、筆者の中では、「本物の才能だ」と思った最初の直感は確信に変わりつつある。ライブの場でそれを確かめてほしい。