ミュージカル映画『トゥモロー・モーニング』メイキング写真と監督&音楽家のコメントが到着
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映画『トゥモロー・モーニング』メイキング写真 (C)Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan
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すべて見る12月16日(金) に公開されるミュージカル映画『トゥモロー・モーニング』のメイキング写真が公開された。
ロンドンで喝采を浴びたミュージカルを映画化した本作では、離婚前夜のカップルが結婚前夜の記憶を辿り、メロディアスな音楽とパワフルな歌声で愛と人生を綴る物語が描かれる。
『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役、『アナと雪の女王』のエルサ役など、有名ミュージカルのヒロインを多数演じたサマンサ・バークスと、ミュージカル『オペラ座の怪人』で史上最年少の28歳で主役のファントム役に抜擢されたラミン・カリムルーのふたりのミュージカルスターが映画初共演を果たしている。


併せて、ニック・ウィンストン監督と音楽・脚本を務めたローレンス・マーク・ワイスが、主演のふたりについて語ったコメントが到着した。
■ニック・ウィンストン監督 コメント
ミュージカルというとどうしてもオーバーアクトになってしまう俳優が多いんだけど、ふたりに関しては、そんなことは全然ない。いい意味で力が抜けた、リラックスした状態で演じてくれるし、即興やその場でいろんな要求をしてもすぐに対応してくれる。いつでも意見を出し合って役やシーンを高めようと努めていたし、一方で茶目っ気も発揮してくれた。ふたりとも、その真面目さと遊び心のバランスが最高なんだ。
サマンサは本当に親しみやすく、誰とでも打ち解けられる人。とてもよく笑うんだ。彼女のリラックスした雰囲気やかわいい性格は映画にも出ていると思う。それでいて、感情的なシーンも完璧にこなす。たとえば彼女がベッドの端で泣くシーンは、目元に照明を当ててすぐ涙してほしいと無理な要求をしたのに、彼女はあっという間に役の状況に入り込んで涙を流し、心を引き裂かれるような感情表現をやってのけた。見ていて驚嘆した。
ラミンは、なんといってもカリスマ性がすごい。外見はもちろん、内面が本当に魅力的な人なんだ。彼もいつでもリラックスしているんだけど、セットではつねに、少しでもいい俳優になろう、役を深めようとする努力をハングリーにする人だ。思い出すのはふたりがケンカするシーン。撮影には3時間くらいかかって夜中にまで及んだんだけど、集中力を途切らせることなく素晴らしい演技を見せてくれて、本当に見事だった。
■ローレンス・マーク・ワイス(音楽・脚本) コメント
このキャスティングを聞いたときは、本当に嬉しかった。ふたりは本当に最高のパフォーマンスを見せてくれたし、プロ意識の高さも抜群だった。スタジオ録音のときには別々に行ったんだけど、ふたりとも準備は万端で、役について深く掘り下げて臨んでくれたんだ。ただ、ふたりのやり方は違っていたね。ラミンは素晴らしい歌唱の製造マシーンのようで、歌って歌って長時間次々と歌いこなし、どんどん終わらせていく感じ。サマンサの方はもうちょっと繊細で、「こういう歌い方はどう?」と違うバージョンを提案してくれたり、“What Love Did”では「3度上げてみましょうか」とか、こちらが柔軟にアレンジできるようなレコーディングをしてくれた。どちらも素晴らしかった。
<作品情報>
映画『トゥモロー・モーニング』
12月16日(金) よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国公開

監督:ニック・ウィンストン
脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス
出演:サマンサ・バークス、ラミン・カリムルー、ジョーン・コリンズ、フラー・イースト、ハリエット・ソープ、ジョージ・マグワイア
公式サイト:
http://www.cetera.co.jp/tomorrowmorning/
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