YOSHIKIオーディションに新展開、YOSHI遺族の強い希望により新たなボーカル募集へ
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YOSHIKI (c)NTV
YOSHIKI(X JAPAN)がプロデュースを務めるボーイズグループオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」の継続、および新規ボーカリストオーディションの開催が決定した。
「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」では10月に、モデルや俳優、アーティストとして活躍していたYOSHIが新バンドのボーカリストとして選出された。しかしYOSHIは11月5日にバイク走行中の交通事故により19歳の若さで亡くなり、昨日11月14日に告別式が執り行われた。
オーディションの継続はYOSHIの遺族による強い思いを受け、スタッフ間での協議を経て決まったもの。YOSHIの母親は「YOSHIはYOSHIKIさんのことが大好きで大好きで、これからYOSHIKIさんとは長い付き合いになるんだって、とても喜んでいました。YOSHIというアーティストが、この世の中に伝えたかったことを皆さまと共に引き継いでいければと思っております」とコメントしている。またYOSHIの歌唱が1コーラスのみで未完成のままになっている楽曲については「YOSHIがバンドメンバーと実現を夢見た『世界に通用するバンド』、そして『曲の完成』をYOSHIKIさんと新たなボーカリストと一緒に形にしていただき、そこに魂としてYOSHIを参加させてください。ずっとこのプロジェクトを応援したいと思います」と述べた。
14日の告別式でYOSHIKIは「昨日の今日なのでどうしていけばいいのかと」とオーディションについて悩んでいる様子だったが、「僕の判断で大勢の方の人生を台無しにするわけにはいかないですし、今日お母さんとも話したんですけど『ぜひ形にしてほしい』と言われたので」と継続していくことを示唆していた。
新ボーカリストオーディションの詳細は後日オフィシャルサイトやSNSで発表される。