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扉座が菊谷栄を描く「最後の伝令」再び、横内謙介「全身全霊、渾身の舞台をお届けします」

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劇団扉座 第74回公演「最後の伝令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-」チラシ表

劇団扉座「最後の伝令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-」が、12月に神奈川、東京、青森で上演される。

これは扉座の第74回公演。今回は2019年にも上演された「最後の伝令」が再演される。作・演出を横内謙介が手がける本作では、レビュー作家・菊谷栄の人生を題材とした物語が展開。1937年9月、榎本健一率いる劇団ピエール・ブリヤントの座付作家だった菊谷は、突然劇場から姿を消す。菊谷は軍から招集を受け、地元・青森に戻っていた。慌てた劇団員は、借りたレコードや預かった台本、手紙・メッセージなどを菊谷に届けるため、同市出身で新人の北乃祭に青森行きの伝令を命じるが……。

チラシ裏には横内の「今、この作品を上演する巡り合わせを思うと、天命とか使命とか、そんなものを感じずにいられません。この世界の片隅で、演劇に何が出来るのか、40年間、劇団を続けた者たちとして、全身全霊、渾身の舞台をお届けします」というコメントがつづられた。

公演は12月10・11日に神奈川・厚木市文化会館 小ホール、13日から18日まで東京・紀伊國屋ホール、23・24日に青森・リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)で行われる。

劇団扉座 第74回公演「最後の伝令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-」

2022年12月10日(土)・11日(日)
神奈川県 厚木市文化会館 小ホール

2022年12月13日(火)~18日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

2022年12月23日(金)・24日(土)
青森県 リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)

作・演出:横内謙介
出演:岡森諦、中原三千代、有馬自由、伴美奈子、犬飼淳治、鈴木利典、鈴木里沙、新原武、藤田直美、塩屋愛実、砂田桃子、三浦修平、小笠原彩、北村由海 / 小川蓮、山川大貴、菊地歩、翁長志樹、大川亜耶 / 草野とおる