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これぞ日本の風景画、名だたる画家の作品が大集合!『日本の風景を描く』12月10日より開催

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歌川広重 《東海道五拾三次之内 日本橋・朝之景》1833-36年頃 山種美術館蔵 前期展示:12/10-1/15

山種美術館では2022年12月10日(土)より『【特別展】日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―』が開催される。

四季折々の豊かな自然に恵まれた日本の風景は、古くから美術の題材として描き継がれてきた。特に19世紀、江戸後期には、街道が整備され庶民の旅がそれまで以上に盛んになると、歌川広重の《東海道五拾三次》や《近江八景》などの浮世絵風景画が人気を博し、明治以降は写実的な風景画や心象風景なども描かれるようになった。同展ではそれら風景画の名品約50点を紹介する。

まず見どころとなるのは、宿場や名所を中心に抒情豊かな風景を描き出した浮世絵師・歌川広重や、日本の豊かな自然とともにそこに生きる人々の姿も描いた川合玉堂、そして今現在日本画壇の最前線で活躍する田渕俊夫など、風景画の巨匠たちの作品が一堂に紹介されることである。もちろん横山大観、東山魁夷、横山操といった、有名画家による風景表現も幅広く展示される。 

もうひとつ注目したいのが、石田武の《四季奥入瀬》の連作全4点、初の同時公開だ。なかでも春と夏を描いた《四季奥入瀬 春渓》と《四季奥入瀬 瑠璃》の展示は37年ぶり。この他にも数十年ぶりにお目見えする作品も多いため、風景画や近代美術のファンの方はお見逃しなく。

美術館恒例、きものでの来館者には一般料金が200円引きとなるきもの特典あり。関連イベントでは日本画家・安原成美が実際に日本画の描くところを撮影し、それを本人が解説するというオンライン講座「日本画の描き方を知ろう」なども予定されている。詳細は美術館ホームページで確認を。

池大雅 《東山図》18世紀 山種美術館
横山大観《春の水・秋の色》1938年頃 山種美術館蔵
菱田春草 《釣帰》 1901年 山種美術館蔵
川合玉堂 《早乙女》1945年 山種美術館蔵

<開催情報>
『【特別展】 日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―』

会期:2022年12月10日(土)~2023年2月26日(日) ※会期中展示替えあり
会場:山種美術館
時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜(1月9日は開館)、12月29日(木)~1月2日(月)、1月10日(火)
料金:一般1300円、大高500円(冬の学割適用のため)

美術館公式サイト:
https://www.yamatane-museum.jp/

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