「月の満ち欠け」大泉洋が20代から50代まで演じた撮影回想、入場者特典の情報も
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「月の満ち欠け」より、大泉洋演じる主人公・小山内堅の場面写真が到着した。
佐藤正午の純愛小説を廣木隆一が映画化した本作。不慮の事故で妻と娘を同時に失った堅を大泉、妻・梢を柴咲コウ、娘・瑠璃を菊池日菜子が演じたほか、有村架純、目黒蓮(Snow Man)らがキャストに名を連ねた。
解禁された場面写真には、20代の堅と梢の結婚式をはじめ、幼い瑠璃とレコードショップにいる30代の堅、高校生になった瑠璃に腕を組まれる40代の堅、失意のどん底に陥った50代の堅と、年代別にシーンが切り取られている。
作中で20代から50代までを演じ分けた大泉は「とにかく目まぐるしい役なので、その年その年の小山内に何が起きてどういう心境なのかということを、丁寧につかんでいくのが難しいなと思いました」と述懐。「撮影は基本順撮り(時代順)にしていただいたので、クランクインして数日は楽しいシーンの撮影でした。奥さん(梢)と娘(瑠璃)の幸せな生活を前半に撮影していたので……ただその後の展開が辛いんです! でも前半と後半で、幸せだった頃、不幸になってからというのをきっちり分けていただいたので、ある意味やりやすかったです。毎日1シーン1シーンを、大事に積み重ねていくという現場でした」と語った。
また本作の入場者プレゼントとしてオリジナルフォトカードの配布が決定。公開初日の12月2日から4日までの3日間限定で配布される。カードのデザインも解禁された。
(c)2022「月の満ち欠け」製作委員会