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“神木隆之介先生”に原菜乃華&松村北斗が感謝、すずめと草太の未来の話も

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「すずめの戸締まり」御礼“お返し申す”舞台挨拶にて、左から松村北斗、山根あん、原菜乃華、新海誠。

「すずめの戸締まり」のヒットを記念した「御礼“お返し申す”舞台挨拶」が、本日11月28日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、声のキャストの原菜乃華、松村北斗、監督の新海誠が登壇した。

11月11日に初日を迎えた本作。全国420館で上映され、公開から17日間で観客動員数460万3925人、興行収入62億6931万6300円のヒットを飛ばしている。

イベントでは、映画鑑賞者から募ったさまざまな疑問に登壇者が答えた。「草太さんはすずめのことが好きなんでしょうか?」という質問が挙がると、草太役の松村は「僕の希望というか、こういう未来があってもいいなと思うのは……。“彼氏彼女”のような恋心を超えた、強い絆で結ばれた夫婦みたいな関係は想像がつく2人だなと。そんなふうに、その後のことを考えていました」と思いを巡らせる。

すずめ役の原も「“人生のパートナー感”があると思っていて。ないものを互いに補い合える、恋愛を超えた愛情のようなものが強い2人だと思います」と同意。新海は「そういう未来があったら美しいなと僕も思います」とうなずき、「すずめにとって草太さんは憧れであり未知。『もっと知りたい、これって恋なのかな?』みたいな気持ちはあると思う。草太は椅子(の姿)になって心細かったと思うけど、すずめが草太に触れたり『温かい』と言ってくれてうれしかったと思う。すずめにまぶしいものを感じていると思います」と考えを示した。

すずめと草太を導く白猫ダイジンに関する質問も。原が「私の最推し、ダイジンなんです。かわいらしさゆえの怖さがあって。すずめの足に擦り寄るときの仕草や表情すべてがかわいらしく、危うく許してしまいそうになる感じしてたまらなく愛おしいです」と“推しポイント”を語ると、新海は「こんなに愛してもらえるようになるとは意外です」とコメント。また「ある種わがままで気まぐれな、自然のようなイメージが猫につながってダイジンのキャラクターができあがりました」と明かした。

最後に司会者から「東京都在住、芹澤朋也さんからの質問です。僕の友人に俳優をやっている神木隆之介がいて、彼についてどう思いますか? P.S. 2万円返します」と読み上げられると、登壇者たちは大笑い。芹澤役の神木隆之介本人からの直球質問に、松村は「ちょけすぎ(笑)」と苦笑しながら「(本作の)オーディションを受けるとなって、最初にいろいろアドバイスをもらったのは神木くんでした。コーチ、先生的な関係性。神木先生です。学校で一番フランクで仲良い先生みたいな」と絶賛する。アフレコ時に緊張してしまったという原も「好きなアニメの話をしてくださったり、技術的な面もたくさんアドバイスしてくださいました!」と感謝し、「君の名は。」以来の仲である新海は「不器用な友情の示し方が芹澤とどこか似ていますね」と評した。

最後のフォトセッション時には、ダイジン役の山根あんがサプライズで登壇。宮城から駆け付けてきた山根を3人は笑顔で迎え、アフレコが別々だった松村は「初めまして」と挨拶する。「みんなに会えてうれしいです!」と満面の笑みの山根に、松村は「地でダイジンの声なんだね!」と目を丸くしていた。

「すずめの戸締まり」は全国で上映中。

(c)2022 「すずめの戸締まり」製作委員会