次世代メンズアイドルグループ 8iperがデビューライブを開催「このメンバーでやれて本当に幸せ」
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『8iper Debut Live』11月27日 品川グランドホール
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猪戸周杜(ししどしゅうと)、吉川巧巳(よしかわたくみ)、橘未來唯(たちばなみらい)、岡田隆之介(おかだりゅうのすけ)、田中楓馬(たなかふうま)による5人組メンズグループ・8iper(ヨミ:ハイパー)が11月27日、品川グランドホールにてデビューライブを行った。SNS総フォロワー数150万人を超える、アリーナ公演を成功させた9bicが所属するWAIWAI.incのZ世代が注目する新グループだ。
初のデビューライブとなった約1時間半の、ライブとバラエティコーナー、とボリューム満点のイベントの模様をレポートする。
メンバーの素顔が垣間見える企画も!
開演を迎え、会場が暗転する。オープニングとなるVTR。メンバーの姿が映し出されるたびに、少しずつ会場の空気が高まっていくのが分かる。
スモークがたちこめる中、ステージに登場した8iper。
緊張感も感じさせる面持ちで『ultra』をフレッシュに披露した。カラフルなペンライトが音に合わせてきらめき、会場を彩る。1曲目が終わると大きな拍手が響き渡った。
続いて、『この世に神様はいない』を披露。1曲目とは打って変わって激し目のサウンドに。赤を基調としたライティングの中でキレのあるダンスとクールな表情でファンを魅了した。
2曲を披露したところで「はじめまして、僕たちが8iperです!」と客席にご挨拶。それぞれ自己紹介をしたあと、岡田が「8iperのデビューライブ、楽しみだったよ、っていう人!」と声を呼びかけると、ペンライトが思いっきり揺れる。その様子に、メンバーはホッとしたように笑顔を見せた。やはり、冒頭から緊張していたようで、「足震えてる!」(猪戸)、「振りがとんじゃった(泣)」(田中)と素直な気持ちを口にした。
ここからは、MCにニダンギアを迎え、企画コーナーへ。その名も「ハイパーアイドルに俺はなる選手権」。3つの種目で対決し、勝利するごとに1ポイントをゲット。優勝した人には「ハイパーアイドル見習い」の称号が与えられる。
ひとつめの企画は「箱の中身はなんだろな」というシンプルなもの。ここではチーム戦で行われ、猪戸・田中の「ハイ」チーム、吉川・橘・岡田の「パー」チームで対決することに。
意外と性格が出るのがこの対決。田中と岡田の対決では、がっつりと箱の中身を触る田中に対し、そうっと触る岡田。
猪戸と橘の対決。中身はボウルの中に入ったスライムだと、猪戸に触らせることさえないスピードで当てた橘。「周杜くんは相手にならないですね!」と余裕の笑みを浮かべた。この勝負、「パー」チームの2連勝だったため、消化試合ということか、吉川はひとりで箱の中身を触ることに。その様子を見守っている4人の様子がほほえましいものだった。

「ハイパーアイドルに俺はなる」選手権、勝者は誰…?
続いては「懸垂耐久レース」へ。
ルールはシンプル。鉄棒に同時にぶら下がり、最後まで残っていられた人が勝ち、というルールだ。ぶら下がっているメンバーに話しかけるニダンギア。それに答えた拍子に脱落していくメンバーが続出。橘が勝利し、何故か脱落した吉川が橘もとへニヤつきながら駆け寄り何かを伝える、その後橘は笑顔で「もっと筋トレしようよ!」とメンバーに呼び掛けた。
そして最後の企画は「ダンスしりとりバトル」。順番にダンスをつなげていくというもので、岡田、吉川、田中、猪戸、橘の順で行われた。ちなみに、この種目はハイパーにちなんで818ポイントをプレゼント、という定番の流れに。つまり、ここで勝った人が優勝、ということである。1巡目から橘が脱落。2巡目は猪戸、続いて岡田が脱落。
最終対決は吉川と田中の対決になり、テンポアップした音楽でダンスを繋げていく。難易度が上がった中で、田中が勝利を収めた。

ということで、「ハイパーアイドルに俺はなる」選手権の勝者は田中に決定。勝利に、「最高ですね!」と笑顔を見せた。
企画で盛り上がったところで、会場のボルテージをさらに上げるVTRが。
それは8iperが先輩の9bicと7m!nからそれぞれの楽曲のレクチャーをしてもらうというもの。9bicからは双葉小太郎、7m!nからは水原匡也、日之出莉玖が登場した。VTRにそれぞれの姿が映ると、客席からは思わず歓声が上がった。
メンバーから直接教えてもらったということで、VTR中では8iperも嬉しそうな表情を見せていた。そして、ステージで9bic『secretlove』、7m!n『クロノメーター』のカバーを披露。会場を盛り上げた。
MCでは先輩たちのカバーを振り返り、橘は「『クロノメーター』が大好きなのでカバーできて嬉しかった!」と顔をほころばせた。
ラストを飾る曲は「一番、キャッチーでみなさんがのれる曲になっています」と岡田。
全員、揃ってコールした曲のタイトルは『ハイパーアイドルに俺はなる!』。新曲を元気いっぱいに初披露した。メンバーがサビの振りは覚えやすいと言っていたが、そのとおり、客席も一緒になってペンライトを振る。
「最初からトップギア」という歌詞にあるように、デビューライブをトップギアで駆け抜けた。

イベント本編終了後には、東名阪ツアーなど、新たな告知が続々と解禁になりファンをどよめかせた。
大きな拍手で迎えられ、アンコールで登場した8iperも、告知について初めて聞いたそうで、驚きつつも喜びを爆発させた。
このライブ最後の曲は『ultra』。最初よりも少しリラックスした表情で最高のパフォーマンスを届けた。
メンバーそれぞれからのメッセージ
すべてのパフォーマンスを終えて、メンバーそれぞれからメッセージが。まず猪戸は「今日までみんなでがんばってきたんですけど、応援してくれてありがとうございます。ファンの方々や、スタッフさん、家族もそうですけど、アイドルにならせてくれてありがとうございます」と涙をにじませた。
吉川は「足震えるぐらい緊張してたけんですけど、めちゃめちゃ楽しめて、一番後ろの方も楽しいなと思ってくれていたら嬉しいです」と笑顔。

橘は涙で声をにじませ、「今日は本当にありがとうございました。楽しんでいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします!そして、メンバーのみんな……ありがとうございます」と言い、会場からは温かい拍手が沸き起った。
岡田は「無事にステージに立てていることが奇跡のように僕は思っていて」と言葉を詰まらせ、「僕はこのメンバーの中で年が離れているんです。最初、メンバーに受け入れてもらえるか、なじめるかすごく不安で、そんな中こうやってグループ活動をして今じゃすごい支え合ってもらっていて本当に家族のように思って、一緒にやれているのが奇跡だと思っています」。そして、「このメンバーでやれて幸せですし、8iperが好きなのでこれからも応援のほどよろしくお願いします」と思いを伝えた。
最後、田中は改めて客席にお礼を伝えたあと、「不器用なところもあって、メンバー全員に支えられて今日ここまで来ました。がんばってよかったな、と思いますし、メンバーの色のペンライトを持ってくれていることがすごく嬉しいです」と時折言葉を詰まらせながら話した。「デビューライブでこんなにたくさん来てもらうのもすごく嬉しいですし、感謝しかありません」と言い、メンバーもそれぞれ涙をにじませていた。

「8iperは今日がスタートで、これからもっとどんどん大きなステージに立てるようにがんばっていきますので、応援よろしくお願いいたします!」と岡田が呼びかけ、最後は、メンバー、客席全員で8iperポーズで締めくくった。
東名阪ツアーも決定し、未来への期待が高まる8iper。これから、一体どんな活躍を見せてくれるか、楽しみに待ちたい。
取材・文:ふくだりょうこ
<ツアー情報>
『8iper 春の東名阪ツアー 2023』
2023年3月19日(日) 愛知・THE BOTTOM LINE
2023年3月25日(土) 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO
2023年4月8日(土) 神奈川・1000CLUB
※ツアー詳細はオフィシャルサイトより後日発表
関連リンク
Official HP:
https://8iperofficial.net/
Twitter:
https://twitter.com/8iper_official
Instagram:
https://www.instagram.com/8iper_official/
オフィシャルファンクラブ「8iper Official Fanclub」:
https://8iperfc.net
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