「歳だから」なんて言いたくない、73歳シガニー・ウィーバー「アバター」での挑戦回想
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「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」に出演しているシガニー・ウィーバーとゾーイ・サルダナのインタビューコメントが到着した。
「アバター」から約10年が経った惑星パンドラが舞台の本作は、元海兵隊員ジェイク・サリーと先住民ナヴィの女性ネイティリ、そしてその子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その世界にも人類の侵略の手が迫る。サルダナがネイティリ役で続投し、グレース博士役で出演していたウィーバーは、本作でネイティリとジェイクの養子である14歳のキリを演じた。
大自然の中で暮らすキャラクターたちを徹底的に再現するために、監督のジェームズ・キャメロンは「数日間、熱帯雨林でサバイバル生活を送った。直火で料理をして、葉から水を飲んだよ。水中の撮影に関しては、世界最高の息止めスペシャリストを呼んだ」という。73歳を迎えたウィーバーも役作りに時間と労力を掛け、「『歳だからできない』なんて思ってほしくなかったし、自分にもそんなこと言いたくなかった」と明かす。約1年にも及ぶ訓練を経て、水中で6分以上も息を止められるようになったウィーバー。「キャメロン作品ではさまざまなチャレンジが待ち受けていて、楽しみが尽きることはありません」と話している。
サルダナは前作でもトレーニング漬けの日々を送っていた。当時「シルク・ドゥ・ソレイユのメンバーから動きを習得して、ウーシューという武術や、乗馬、アーチェリーなどをやりました」と語っていた彼女は「アバター」シリーズでの撮影を経て、自身の心境も変わったそう。「ジム(キャメロン)が『失敗なんてない。とにかくやってみることだ。気に入らなくても、少なくとも試したことになる』と何度も言っていたのを覚えています」と振り返り、「わからないときは、わからないままでいい。わからない部分をどんどん見つけていこう、ということなの。私はこの教えをほかの作品でも意識し、キャメロンの精神を引き継いでいきます」と演技指導について言及した。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は12月16日に全国で公開。
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