飛田新地を内側から描く、製作委員会「メイン通りの妖怪」開幕
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製作委員会 第13回公演「メイン通りの妖怪」より。
製作委員会「メイン通りの妖怪」が、本日12月2日に東京の新宿シアター・ミラクルで開幕した。
製作委員会は小谷陽子が代表を務める演劇ユニット。第13回公演となる「メイン通りの妖怪」では、令和の飛田新地を舞台に、六十代の風俗嬢・ゆきを軸にした物語が描かれる。なお本作は2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響により中止となっていた。
作・演出を手がける小谷は「事実上の初演となります今作、飛田新地をご存知の方もそうでない方もぜひ見てほしいです。60代の飛田嬢が結婚も出産も手を出さずに来た、とあらすじにありますが、劇場でお配りしている当日パンフを読んでいただくとそう言ったことも含めもっと物語への理解が深まるかと思います。出演者たちにとってはあまり馴染みのない話で最初はみんな戸惑っていましたが、もう見事に体現してくれている。飛田新地をその内側から描いた、ここでしか見られない作品になりました。劇場にてお待ちしております」とコメントした。
新宿シアター・ミラクル公演は12月4日まで。その後、8日に東京の座・高円寺2で上演される。
製作委員会 第13回公演「メイン通りの妖怪」
2022年12月2日(金)~4日(日)
東京都 新宿シアター・ミラクル
2022年12月8日(木)
東京都 座・高円寺2
作・演出:小谷陽子
出演:宮坂公子 / 秋山ゆきを、川島千加子(Bプロ)、木村もえ(Bプロ)、小谷陽子、坂井可南子、佐藤宏枝(Aプロ)、修悠、砂山康之、ナグラドウチエ(Bプロ)、南貴子(Aプロ)、村川玲子(Aプロ)、吉田光、渡辺千穂