10人で毎日奇跡的な舞台を…宇梶剛士らの劇団600歳の会「迷惑な季節」が開幕
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劇団600歳の会「迷惑な季節~おそらく諦めきれない数々のわたし達~」より。
劇団600歳の会「迷惑な季節~おそらく諦めきれない数々のわたし達~」が去る12月1日に東京のザ・スズナリで開幕した。
劇団600歳の会は宇梶剛士らによる団体。宇梶が50歳を迎えた2012年、同年代の俳優10人による劇団500歳の会が立ち上げられた。それから10年後の今年、 劇団600歳の会では、作劇を内藤裕敬、演出を千葉雅子が担う「迷惑な季節~おそらく諦めきれない数々のわたし達~」を上演する。出演者には宇梶と千葉のほか、天宮良、内野智、小川菜摘、金井良信、高橋耕次郎、中村まこと、深沢敦、山西惇が名を連ねた。
開幕に際し千葉は「60歳の節目の年に集まった10人の役者。様々な演劇畑で育ち、様々な経験を重ねた役者たちが、ひたすら自分自身に『今』を問い続ける芝居で激突します。10人それぞれの味わいが楽しめて、郷愁と哀愁そして愛に溢れた世界をお楽しみください」とコメント。宇梶は「還暦は60歳であるけれども暦は還る赤ちゃん還り。無邪気にならない手はないと話し、また集った仲間、新たにやってきてくれた仲間と立ち上げた劇団600歳の会は、人生の垢を演劇で落としてもらったのか、無垢なるものを抱き続けて来たのか……そんな10人で毎日奇跡的な舞台を繰り広げ、演劇好きの方の演劇史には間違いなく残る舞台であると自負しております」とコメントした。公演は12月11日まで。
劇団600歳の会「迷惑な季節~おそらく諦めきれない数々のわたし達~」
2022年12月1日(木)~11日(日)
東京都 ザ・スズナリ
作:内藤裕敬
演出:千葉雅子
出演(出席番号順):天宮良、宇梶剛士、内野智、小川菜摘、金井良信、高橋耕次郎、千葉雅子、中村まこと、深沢敦、山西惇
※高橋耕次郎の「高」ははしご高が正式表記。