テアトル・エコーのサイモン追悼公演が明日から「天国から観て喜んでくれる舞台に」
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テアトル・エコー公演 156 ニール・サイモン追悼公演「おかしな二人」より。(撮影:石川純)
テアトル・エコー「おかしな二人」が、明日12月1日に東京の恵比寿・エコー劇場で開幕する。
今年2018年8月に死去したアメリカの劇作家ニール・サイモンの追悼公演として上演される本作は、だらしのなさから妻に捨てられた男・オスカーと、几帳面すぎて妻に離婚を言い渡された男・フィリックスの同居生活を描いたコメディ。安原義人、根本泰彦、落合弘治、上間幸徳、後藤敦、松原政義、RICO、薬師寺種子の8人が、喜劇王と呼ばれたサイモンの名作に挑む。
訳・演出を手がける酒井洋子は「今回の上演にあたり、私が心に誓ったことは二つ。オリジナルのブロードウェイ版のエッセンスに精一杯近づけて、サイモンの良さを改めて紹介すること。そして師匠サイモンが天国から観て『それでいい』と喜んでくれる舞台にすること。それこそが真の追悼だと思っています」と思いを明かした。上演時間は休憩込みの約2時間25分。公演は12月12日まで。
酒井洋子コメント
「おかしな二人」は1965年にヒットしたニール・サイモンの初期のコメディです。
半世紀を過ぎてなお色褪せないこの作品は、数あるサイモン作品の中でも、究極の代表作と言って良いと思います。
今回の上演にあたり、私が心に誓ったことは二つ。
オリジナルのブロードウェイ版のエッセンスに精一杯近づけて、サイモンの良さを改めて紹介すること。
そして師匠サイモンが天国から観て「それでいい」と喜んでくれる舞台にすること。
それこそが真の追悼だと思っています。
テアトル・エコー公演 156 ニール・サイモン追悼公演「おかしな二人」
2018年12月1日(土)~12日(水)
東京都 恵比寿・エコー劇場
作:ニール・サイモン
訳・演出:酒井洋子
出演:安原義人、根本泰彦、落合弘治、上間幸徳、後藤敦、松原政義、RICO、薬師寺種子