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7人の作家によるさまざまな“夢”のイメージを公開『ドリーム/ランド』12月18日より開催

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青山悟《Just a piece of fabric》2021 撮影:宮島径 ©AOYAMA Satoru Courtesy of Mizuma Art Gallery

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神奈川県民ホールギャラリーでは、2022年12月18日(日) より、『ドリーム/ランド』が開催される。

同館では過去3回に渡って「日常」をキーワ-ドにした展覧会を行ってきたが、今回からは「ランド」をキーワードにした展覧会が行われる。その第一弾のテーマは「ドリーム(夢)」。国、土地、場所などを意味するこの言葉が、「夢のような世界」や「将来の夢」といったキラキラとしたイメージにとどまらず、「悪夢」や「夢物語」など怖くて儚いイメージとどう結びつき、どんな作品が生まれるのか大変楽しみな展覧会だ。

今回の参加作家は、1973年生まれの青山悟から、1991年生まれの山嵜雷蔵まで、中堅・若手作家7名。表現方法も油彩画(枝史織/1983年生)や日本画(山嵜雷蔵/前述)といったオーソドックスなものからデジタルメディア(林勇気/1976年生)まで多岐にわたる。

たとえば前述の青山悟は工業用ミシンを用い、刺繍というメディアを使った作品を数多く発表しているアーティスト。また空き家や学校の教室を使ったプロジェクトなども行ってきた角文平は、作品周辺の空間をも作品の一部として取り込むようなインスタレーションを得意とする。

そのほか、ユーモラスな表現を含みながらも奇怪でキッチュな独自の物語を映像インスタレーションで展開する笹岡由梨子や、見知らぬ土地で生活している人との日常や伝統、神話などを主題に映像や写真の制作を行っているシンゴ・ヨシダの作品も紹介。「夢」をテーマにした幻想的な作品が繰り広げられる展覧会なので、普段現代アートに馴染みのない人も、楽しめるに違いない。

12月27日(火) には、脳科学者・中野信子のトークイベント(要予約・無料)、1月9日(月・祝)には、パフォーマー・アーティストAokidによるパフォーマンス・イベントあり。そのほかにも各種イベントが行われるので、興味のある方は特設サイトにて確認を。

参加アーティスト:青山悟/枝史織/角文平/笹岡由梨子/林勇気/山嵜雷蔵/シンゴ・ヨシダ

枝史織《空の穴I》2017 撮影:加藤健
角文平《Nursery Plant》2016 撮影:加藤健
笹岡由梨子《地球から消える》2020-2021 Trafostacja1(シュチェチン、ポーランド)
林勇気《Another World -alternative》2017 音楽:FourColor 静岡市美術館での展示記録写真 撮影:木奥惠三
山嵜雷蔵《宝島#3》2021

<開催情報>
『ドリーム/ランド』

会期:12月18日(日)~1月28日(土)
会場:神奈川県民ホールギャラリー
時間:11:00~18:00(入場は17:30まで)
休場日:水曜、12月30日(金)~1月4日(水)は休館
料金:一般 800円、学生・65歳以上 500円
展覧会特設サイト:
https://dreamlands.kanagawa-kenminhall.com/

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