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映画『戦場記者』太田光メッセージ映像&元日本赤軍最高幹部・重信房子ら推薦コメント到着

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『戦場記者』 (C)TBSテレビ

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12月16日(金) より公開される映画『戦場記者』より、TBS DOCSチェアマン太田光からメッセージ映像が到着し、併せて各界の著名人からのコメントが公開された。

本作は、世界の紛争地を飛び回ってきた日本人記者の視点から“戦場の今”を映し出すドキュメンタリー映画。ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど世界の戦地における国際ニュースだけでは知りえない戦争の残酷さを現実として突きつける作品となっている。

公開されたコメントからは、我々が住む日本から遠く離れた現場でTBSテレビ特派員・須賀川拓が取材現場を歩き、その地に住む人々を見つめ、浮かび上がる戦地の状況を我々に伝えようとする姿を観て感じた、各著名人の想いが伝わってくる。

また、現在ロンドンで中東支局長として働いている須賀川が、本作の公開に合わせて緊急帰国することも決定。12月16日(金) の初日舞台挨拶、翌17日(土) も舞台挨拶を行う予定となっている。

<著名人からのコメント>
■赤ペン瀧川(映画プレゼンター)
“ニュースでさえ疑わなければいけない”という現実問題。
その解決方法は“現地に行って確かめる”だけだった。
シンプルだけど恐ろしい手段で報道を続ける男を追った今作は観客の想像を遥かに超える臨場感がある。

■太田光(爆笑問題/TBS DOCSチェアマン)
正義だとか悪だとか、極所に行くと、わからなくなっていく。
そういうことが多分世界中で起きている。
問題を1個1個紐解いていくのは、やっぱり大きな国の役目だと思うし、日本はその中に入ってると思う。
だからこそ日本人、日本政府ができることというのは、今やってること以外にもっとあるんじゃないのかなと、この作品を観て正直感じました。

■川上泰徳(中東ジャーナリスト)
テレビの中東特派員である須賀川記者は、パレスチナ・イスラエル、ウクライナ、アフガニスタンと戦場を歩き、戦争の犠牲になる市民の声を、私たち市民に伝える。
戦争報道で市民と共にあるジャーナリズムの在り方を示している。

■木村恵子(『AERA』編集長)
日常、笑顔、家族の絆……。何よりも大事でかけがえのないものが、戦場では二の次にされてしまう。
どうしようもない現実にうちのめされる。それでも現場に立つ戦場記者がいる。
そのことが希望だ。

■重信房子
戦場記者が命がけで送る映像が心に突き刺さる。
占領する強者の圧倒的暴力と、強いられた弱者の家族や子供達の死と惨劇に耐え生きる姿。
パレスチナで、ウクライナで、アフガニスタンで戦争がいかに庶民を犠牲に晒されていくか、日本の報道番組では見れない映像の数々にこの映画が戦場の真実を伝えようとしていることが分る。

■SYO(物書き)
「ニュースは消費される」。
命がけで戦場の日常を伝え続ける須賀川記者の言葉が、痛みと共に響く。
僕たちは僕たちの場所で必死に生きている。余裕があるかもわからない。
でも、忘れたくない。この1本を通して、観た“いま”を。

■武田砂鉄(ライター)
飛び散った破片の重さと鋭利さと冷たさ。それを見る。でも、私たちはそれを知らない。
想像するしかない。いくつもの問いが刺さる。

■デーブ・スペクター(放送プロデューサー)
日本の記者が職場として紛争地をここまでリアルに見られる事はなかなかない。
爆撃による民間殺傷の恐ろしさを熟知してるリポーターが伝える必要さを実感。
情報が錯綜する今だからこそ意義を感じる。
このSNS時代に当事者が発信出来る中で果たして特派員の役割は?
須賀川拓が自分に問いかけるジレンマに考えせられる。
ウクライナを始め「戦争記者」の使命感が伝わる。

■丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)
戦場にあっても救助や支援をしないジャーナリストの取材は「偽善」と言われることがある。
だが、取材の価値は現場の先にある。
取材した記録が発信されることで、地域、人種、時代、何もかもを超えて「行動」が生まれることがあるからだ。
須賀川記者が集めた悲劇の断片にも、その力がある。

■峯村健司(ジャーナリスト/青山学院大学客員教授)
精密誘導弾、自爆型ドローン、死者数……。ロシアによるウクライナ侵攻後、戦況や兵器にばかりに注目していたのかもしれない。
ミサイルの標的となった市民の血と涙に迫った記者の執念が掘り起こした戦争のリアルは重い。

■村山祐介(ジャーナリスト)
いまこの瞬間も、殺戮と欺瞞に満ちた狂気の日常を強いられる人たち。
直視できないほどの戦場の現実を、地べたの目線と等身大の言葉、息づかいで私たちに届ける、新しい報道の形がここにある。

■望月衣塑子(東京新聞記者)
空爆で妻と4人の子を失ったパレスチナ男性が育児に追われる一方で、イスラエルにはガザからロケット弾が撃ち込まれる。
米軍撤退後のアフガニスタンでも、ロシアが侵攻したウクライナでも、恐怖と怒りは市民の心をむしばみ、戦争の狂気が人の心の中に黒い根を張り巡らせ続ける。
紛争地のど真ん中を走り抜けながら、須賀川記者はそんな人間の「リアル」の断片を拾い集める。
いまこの世界に生きる私は一体何をすべきか、自問自答が続いている。

■八代英輝(元裁判官・弁護士)
法に関わる仕事をしてきた誰にも重くのしかかる世界がつきつけられる。
人命尊重、自由、人権、それが当たり前でない地域の多さに言葉を失う。
しかし、伝えることは無力とは違うという希望を与えてくれる。

■山田健太(専修大学ジャーナリズム学科教授)
西側諸国の固定的な目線に対し、地元住民の視点からとらえ直しを迫るのは、いま一番困っている人の声を伝えるという記者・須賀川の意地だろう。
忘れられそうな人々、とりわけ日々の生活を脅かされる市井の人を追い続けることで、「その国のいま」をあぶりだしたいという思いが伝わってくる。

■綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督)
国際報道に携わる者にとって、戦争報道はその取材力や勇敢さの真価が問われる時だ。
須賀川拓は近年、戦争の現場に何度も挑み続けた。
戦況解説や軍事評論ではなく、戦争の現場で須賀川が、何を見聞きして、どう思ったのか。そして、カメラに向かって何を話すのか。
既存のテレビ放送枠を超えて、今後も様々なメディア空間でその力が発揮されるに違いない。

■渡部陽一(戦場カメラマン)
須賀川記者は必ずそこにいる。
戦場取材では戦闘にかち合い前線に辿り着くことが最も難しい。
無政府状態の国境と検問を潜り抜ける力、最前線から必ず報道する姿勢。
これこそが戦場報道の真骨頂であります。

TBS DOCSチェアマン太田光 メッセージコメント映像

『戦場記者』公式YouTube 15秒予告

<イベント情報>
『戦場記者』舞台挨拶

●2022年12月16日(金) 角川シネマ有楽町
時間:15:30分の回(上映後)
登壇:須賀川拓(監督)/ゲスト(以上予定)
チケット販売:12月11日(日) 0:00~
問合せ:03-6268-0015

HP:
https://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/

チケットはこちら:
https://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/news/1210.html

●2022年12月16日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷
時間:18:30の回(上映後)
登壇:須賀川拓(監督)/ゲスト(以上予定)
チケット販売:12月12日(月) 19:00~ ※劇場窓口は12月13日(火) 朝オープン時より
問合せ:03-5468-5551

HP:
https://ttcg.jp/human_shibuya/

チケットはこちら:
https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2022/12071700_21010.html

●2022年12月17日(土) 角川シネマ有楽町
時間10:30分の回(上映後)/13:20分の回(上映後)
登壇:須賀川拓(監督)/ゲスト(以上予定)
チケット販売:12月11日(日) 0:00~
問合せ:03-6268-0015

HP:
https://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/

チケットはこちら:
https://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/news/1210.html

<作品情報>
『戦場記者』

2022年12月16日(金) 角川シネマ有楽町ほか全国順次公開

監督:須賀川拓
撮影:寺島尚彦 / 宮田雄斗 / 渡辺琢也 / 市川正峻

映画『戦場記者』予告編

公式サイト:
https://senjokisha.jp/