29年ぶりに「東映まんがまつり」復活、「おしりたんてい」など4本上映
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「おしりたんてい」 (c)2019東映まんがまつり製作委員会 (c)トロル・ポプラ社/おしりたんてい製作委員会
オムニバス興行「東映まんがまつり」が、29年ぶりに復活。4月に劇場上映されるとわかった。
1967年にスタートした「東映まんがまつり」は、東映が子供向け映画をまとめて上映したもの。これまで宮崎駿ら多くのクリエイターたちが参加し、アニメだけでなく実写映画の「フィンガー5の大冒険」や「がんばれ!!ロボコン」などさまざまなジャンルの作品をスクリーンにかけてきた。
このたび上映されるのは4作品。絵本・読み物シリーズの売上が累計500万部を超え、本日12月1日からNHK Eテレにてアニメ版のレギュラー放送が開始された「おしりたんてい」、月刊コロコロコミックにて連載中のマンガをもとにした「爆釣バーハンター」、2005年に開設されたブログをもとにアニメが作られた「うちの3姉妹」、ダンボール工作が動くアニメーション「りさいくるずー」がラインナップされた。
東映アニメーションのプロデューサー浅間陽介は、この「東映まんがまつり」復活にあたり「いま本当に子ども向けのアニメ映画って少ないんじゃないかな、と感じることが多くなりました。今回、1960~80年代にかけて親しまれた『東映まんがまつり』の呼称を復活させた理由としては、本当の子ども向けの映画を、映画館という空間で子どもたちみんなで楽しんでいただきたいという気持ちからです。いろんな作品の詰まった玉手箱のような『東映まんがまつり』を、是非ゴールデンウィークにお楽しみいただければと思います」とコメントしている。