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磯村勇斗「別れる決心」に胸がうずうず、パク・チャヌクと対面し「夢のようです!」

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ナタリー

左から磯村勇斗、パク・チャヌク。

「別れる決心」のジャパンプレミアが本日12月26日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、監督のパク・チャヌクが出席した。

本作は、ある殺人事件を追う刑事ヘジュンと、被害者の妻で第1容疑者でもある女性ソレが惹かれ合うさまを描いたサスペンス。パク・ヘイルがヘジュン、タン・ウェイがソレを演じ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョもキャストに名を連ねた。

パク・チャヌクは、2017年に日本で公開された「お嬢さん」以来の来日となった。彼は「韓国に比べたら大したことのない寒さですが(笑)、寒い中映画を観に足を運んでくださりありがとうございます」とジョークを交えながら観客に感謝する。

特別ゲストとしてともに登壇した古家正亨(韓流・K-POP MC)は「これまでのパク監督のフィルモグラフィにあった暴力的・性的な描写が極力抑えられているのに官能的」「あんなにセクシーなハンドクリームを初めて観ました」と映画を評し、RM(BTS)をはじめとする若い世代のK-POPアーティストたちに同作が強く支持されていることに言及する。するとパク・チャヌクは、RMとの間に共通の友人がいて食事をした経験があると述べ、「RMさんを試写会にもお招きしたのですが、手違いがあって伝わらなかったようです。実際にお金を出して何度も観てくださったようでありがたい。またお会いしたらお礼を言いたいです」と笑顔を見せた。

続いてパク・チャヌクは、古典的なスタイルの映画を目指したと前置きして「刺激的な作品より、この作品のほうがむしろ好評を博しているのが興味深い」と反響に触れる。そして「人を愛する感情や、愛する人との別れが残念な気持ちはどの国・世代の人にも共通するものなんだなと感じました」と本作から得た学びを明かした。

イベント中盤には、俳優の磯村勇斗が花束を持ってステージに上がった。磯村は「10代の頃に『オールド・ボーイ』に出会って、こういう映画に出られる俳優になりたいと思いました。その作品を手がけた監督とお会いできて夢のようです!」と胸いっぱいの様子で思いを伝える。

映画の感想を尋ねられた磯村は「中毒性のある映画。ヘジュンとソレの掛け合いに胸がうずうずする、大人の危険なラブストーリーでした」と魅力を熱弁し、「まだ話したいことがたくさんあるけど、一回止めておきます!」とはにかむ。パク・チャヌクは「のちのち大俳優になって、なかなかご挨拶できなくなると思うので、今日お会いできてよかった」と対面を喜んだ。磯村が「監督の作品に出られるなら出たいです! 韓国語をがんばって勉強しようと思います」と目を輝かせ、パク・チャヌクが「私が日本語を勉強して、日本の映画でご一緒する手もあります」と優しく提案する一幕もあった。

「別れる決心」は2月17日より全国ロードショー。

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