Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 資生堂ギャラリーの公募プログラム入選者による個展、第16回『shiseido art egg』1月24日より開催

資生堂ギャラリーの公募プログラム入選者による個展、第16回『shiseido art egg』1月24日より開催

アート

ニュース

ぴあ

岡ともみ《岡山市柳町1‐8‐19》2018年 撮影:野口羊

続きを読む

フォトギャラリー(6件)

すべて見る

1919年のオープン以来、「新しい美の発見と創造」という活動理念のもと、アートによる美しい出会いや経験を人々に提供する活動を続けてきた東京・銀座の資生堂ギャラリー。2023年1月24日(火)から資生堂ギャラリー主宰の公募プログラム『shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)』の入選者3名の個展を開催する。

2006年にスタートした『shiseido art egg』は、新進アーティストによる「新しい美の発見と創造」を応援する公募プログラム。第16回目となる2022年度は、全国各地より260件の応募があった。入選者には、資生堂ギャラリーの通常の企画展と同様に、担当キュレーターと話し合いを重ね、個展形式で展覧会をつくりあげる機会が提供されることから、今回もギャラリー空間を活かした独創的な展示プランが多く提案されたという。

選考の結果、入選したのは、独自の視点から今日の世界の新しい価値観や美意識を表現する若手作家たち。岡ともみ、YU SORA(ユ ソラ)、佐藤壮馬の3名である。

岡ともみ展(1月24日〜2月26日)は、自身の祖父の葬儀での経験を出発点に、形骸化しつつある葬送の形や死との向き合い方について、インスタレーションを通じて再考するもの。YU SORA展(3月 7日〜4月 9日)は、ギャラリー空間に生活の舞台となる部屋を創造することで、鑑賞者が自らの日常に思いを巡らせるよう誘う試みとなる。佐藤壮馬展(4月18日〜5月21日)は、2020年に豪雨で倒れた岐阜県の神明神社の大杉を3Dスキャンで複製・構成する新作を中心に、科学と信仰の時空のズレや交わる点と人々の心の在り方を探る意図をもつ。

今という時代が抱える不安や困難な問題に、各々の作家が真摯に向き合うことで生まれた三者三様の作品は、同時代を生きる私たちに様々な気づきや共感をもたらしてくれることだろう。なお、3名の個展の中から、特に同ギャラリーの空間に果敢に挑み、新しい価値の創造を最も感じさせた作品に、「shiseido art egg賞」が授与される。発表は2023年6月頃を予定。

岡ともみ《サカサゴト》2022年
YU SORA《帰るところ》2020年
YU SORA《帰るところ》2020年 撮影:加藤甫
佐藤壮馬《あなたはどこでもないところから眺めみる》2019年 第23回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品
佐藤壮馬《Of Flowers》2022年 Kyoto Steam 2022@京都市京セラ美術館 撮影:麥生田兵吾

<開催情報>
第16回『shiseido art egg』展

会期:2023年1月24日(火)~5月21日(日)
岡ともみ展 2023年1月24日(火)~ 2月26日(日)
YU SORA展 2023年3月7日(火)~ 4月9日(日)
佐藤壮馬展 2023年4月18日(火)~ 5月21日(日)
会場: 資生堂ギャラリー
時間: 11:00~19:00、日祝は18:00まで
休館日:月曜
公式サイト:
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/?rt_pr=trm39

フォトギャラリー(6件)

すべて見る