紅白で“踊れる”デビュー曲お披露目!THE LAST ROCKSTARSはお笑いでも天下取りたい
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THE LAST ROCKSTARS(写真提供:NHK)
12月31日にNHK総合ほかで放送される「第73回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月30日に行われた。この記事ではTHE LAST ROCKSTARSのコメントを紹介する。
今年11月に結成された、YOSHIKI(X JAPAN)、HYDE(L'Arc-en-Ciel、VAMPS)、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)、MIYAVIによるバンド・THE LAST ROCKSTARS。「紅白」出場について、YOSHIKIは「明日がなんと、この『THE LAST ROCKSTARS』の初披露となります。世界を目指してこのバンドを結成して、日本から世界に向かっていく僕らの初舞台を『紅白』という場で披露できて、とても光栄に思っています」と意気込む。バンド結成発表から50日、デビュー曲のリリースから8日という史上最短での出場となることについては「『紅白』で初披露させていただくことについても、どんな恩を返せばいいんだろう」と感慨深げに述べ、「この素晴らしいメンバーと『紅白』に立てること……どうですか?」とメンバーにバトンタッチ。HYDEは「できればもっと早く曲を出したかったんですけどね(笑)、なかなかそうはいかないですね」と笑みを浮かべ、SUGIZOは多忙なメンバーたちとの楽曲を完成させられたことについて「『紅白』に向かって(曲作りを)推進していただいたので感謝しています!」と話し、報道陣の笑いを誘った。
THE LAST ROCKSTARSが「紅白」でパフォーマンスする楽曲「THE LAST ROCKSTARS」は、“踊れるロックミュージック”。会見ではYOSHIKIの提案のもと、楽曲のサビに合わせて制作された振付を4人で披露することに。息ぴったりで振付を世界初披露した彼らに向けて、記者から「明日も(振付の披露を)期待していいですか?」と問われると、MIYAVIは照れ笑いを浮かべながら「それはやめてください!(笑) 本業じゃないんで」と丁重に断っていた。その後も記者からの質問に対して、テンポよく切り返し軽妙なトークを繰り広げるTHE LAST ROCKSTARS。笑いが絶えない会見場を見渡し、YOSHIKIは「一応僕らはお笑いじゃなくて、“ROCKSTARS”……」と弁明するも、MIYAVIは「お笑いでも天下取るって言ったじゃないですか!」とすかさず暴露し、YOSHIKIに「ここで言うんじゃないよ(笑)」とツッコまれていた。
「今年1年を漢字1文字で表すと?」という質問が投げかけられると、YOSHIKIはMIYAVI、SUGIZO、HYDE、YOSHIKIという順番で回答することを提案。そんなYOSHIKIに対して「そうやって自分は考える時間を作る!」と不服を申し立てたトップバッターのMIYAVIは、「世の中に明るい未来の兆しが見えてきたのかなと思うので、『兆』」と答え、SUGIZOは「乗り越えなきゃいけないことがたくさんあって。2022年は波乱と動乱」と話して「乱」を挙げた。「運命が動き始めたという意味で『動』。……“どう”ですか?」とHYDEからバトンを渡されたYOSHIKIは、茶目っ気たっぷりの雰囲気から一変し、「忘れちゃいけないのは、今戦争が行われている。先日寄付をさせていただきましたが、いろんな意味で僕らはまだ戦いの中にいます。僕らは戦いに挑むんです、世界に向かって。そういった思いも込めつつ、1日でも早く戦争は終わってほしいですし、そのためにも僕らは戦わなきゃいけないのかなと。『戦』です」と真摯な眼差しで語った。