「クリード」と日本のアニメが描く共通点とは?マイケル・B・ジョーダンが分析
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「クリード 炎の宿敵」
「クリード 炎の宿敵」で主演を務めたマイケル・B・ジョーダンのインタビューが到着した。
本作はアポロ・クリードの息子であるアドニスを主人公にした「クリード チャンプを継ぐ男」の続編。「ロッキー4 炎の友情」において、激闘の末に父アポロを死に追いやったイワン・ドラゴの息子ヴィクターとアドニスが対決する。
前作から3年を経て、ジョーダンは「もっとも大きな違いは、アドニスの成長と進化だ。彼は自身の家族を持ち、独自のレガシーを築いていく。この映画はクリードの人生の“第二章”なんだ。チャンピオンになりつつある。父親になりつつある。一人前の男になりつつある。それはとても重要なことだよ」と、アドニスというキャラクターが大きく成長していくことに言及。
「ロッキー4 炎の友情」を受け継ぐストーリーということで、ロッキーに敗れ地位も名誉もすべてを失ったドラゴに「彼のバックグラウンドや、その息子のことを観客が知り、彼らの思いを感じられるのはとてもエキサイティングな体験になると思う」と思いを馳せ、シルヴェスター・スタローン演じるロッキーとアドニスの師弟を超えた関係について「最終的にはなんでも言い合える関係になる。彼らが一緒に過ごすシーンを観てもらえることはこの上ない喜びだ」と語った。
さらに日本のアニメをたくさん観て育ったというジョーダンは「日本のアニメが描いているのは、家族だ。家族や絆、約束、“アンダードッグ”(勝ち目のない人)ががんばることをとても大事にしている」と分析する。そして「それらはすべて『クリード』シリーズの中でアドニスが体現していることだと思う。世界の誰もが、特に日本の人たちが、共感できることだと感じるよ。そういうものを本作で表現したいと思ったんだ」と日本のファンに向けて熱いメッセージを贈った。
「クリード 炎の宿敵」は、2019年1月11日より全国ロードショー。
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