Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 佐藤寛太「最高だった」 同世代と作り上げた短編映画『Blind Mind』に強い思い入れ

佐藤寛太「最高だった」 同世代と作り上げた短編映画『Blind Mind』に強い思い入れ

映画

ニュース

ぴあ

『Blind Mind』初日舞台挨拶より 撮影:内田涼

続きを読む

フォトギャラリー(7件)

すべて見る

佐藤寛太(劇団EXILE)が1月6日、東京・シネマート新宿で行われた主演作『Blind Mind』の初日舞台挨拶に登壇。同世代のキャスト、スタッフとともに完成させた本作について「仲間と集まり、作品が作れる。こんな贅沢ないなと思うのが、素直な気持ちです。すごく楽しかったし、最高だったから」と強い思い入れを示し、「こういう言い方が合っているか分かりませんが、ぜひ商業的に成立させられれば」と作品の飛躍に期待を寄せていた。

劇場には多くのファンが駆けつけ、佐藤は「劇場で観てもらってこそ映画だと思うので、皆さんに届けられてうれしい」と感謝とともに、喜びの声。「映画には、映画館で観る特別さがある。大きなスクリーンや音響設備もそうですけど、友だちや家族、大切な人と一緒に観ていても、それは一人だけの時間、一つの作品なんです」と映画館に対する思いを熱弁していた。

佐藤寛太

恋に無欲な盲目の青年(佐藤)と、ルッキズムに苦しむインフルエンサーの少女の出会いを描いた短編映画。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、あいち国際女性映画祭への出品を経て、劇場公開を迎えることに。初日舞台挨拶には共演する平祐奈とモクタール、脚本・プロデュースを担当した灯敦生、矢野友里恵監督が登壇した。佐藤を当て書きした脚本で、灯と日本大学芸術学部映画学科で同級生だった矢野監督が初メガホンをとっている。

佐藤への出演オファーは、過去にドラマで共演した縁もある灯から直接電話で届いたそうで、「敦生ちゃんから電話がかかってきた、その時点でワクワク。年の近い人たちと何か作れるのはいい環境だった」と回想。一方、灯は「佐藤寛太という凄腕キャスティングプロデューサーが、祐奈ちゃんに声をかけてくれた」と明かし、当の佐藤は「ちょうど一緒にドラマを撮っていて、隣にいたんだよね」と平起用の舞台裏を告白していた。

平祐奈

矢野監督は「私の祖母が目が見えなくて、そこからアイデアが広がった」と本作の着想を振り返り、「2015年から敦生と私でスタートさせた企画が、やっと2023年に公開される。作品自体にもいろんなテーマが込められているので、何か考えるきっかけになり、皆さんのお力を借りながら、広がっていけば」と感無量の面持ちだった。

取材・文=内田涼

<作品情報>
『Blind Mind』

公開中

『Blind Mind』ビジュアル (C)2021Yurie Yano/Atsuki Tomori

監督・編集:矢野友里恵
脚本・プロデュース:灯敦生

出演:佐藤寛太 平祐奈/モクタール 芦沢ムネト アベラヒデノブ 椿原愛 原あや香 平井珠生 副島和樹 ほか

関連リンク

公式サイト:
https://www.blindmind-movie.com/

Twitter:
https://twitter.com/blindmind_movie

フォトギャラリー(7件)

すべて見る