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群衆にトラックで突っ込んだ実在の死刑囚描く「私、オルガ・ヘプナロヴァー」公開

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「私、オルガ・ヘプナロヴァー」

実在した死刑囚オルガ・ヘプナロヴァーを描いた映画「I, Olga Hepnarova(英題)」が「私、オルガ・ヘプナロヴァー」の邦題で4月29日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開される。

銀行員の父と歯科医の母を持つオルガは、1973年7月10日にチェコの首都プラハの中心地で、路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込んだ。その結果、8人が死亡し、12人が負傷。凶行に及ぶ前、オルガは新聞社に犯行声明文を送った。自身の行為は多くの人々から受けた虐待への復讐であり、社会への罰だというのだ。オルガは逮捕後も反省の色を見せず、1975年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。

オルガを演じたのは「マチルダ 禁断の恋」のミハリーナ・オルシャンスカ。「ゆれる人魚」でオルシャンスカと共演したマルタ・マズレクが、オルガの友人アレナを演じている。チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダが監督を務めた。なお本作は「ピンク・フラミンゴ」のジョン・ウォーターズが2017年のベスト映画の1本に挙げたことでも知られている。

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