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舞台『咎人の刻印』上演決定! 初主演・松田昇大×赤羽流河が令和の切り裂きジャック&吸血鬼に挑む

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左から)赤羽流河、松田昇大 撮影:浅水美保

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累計発行部数150万部を超えるエンタメノベル界のトップランナー・蒼月海里が描くダークファンタジー『咎人の刻印』。初となるメディアミックス化が決定し、2022年8月のコミック連載に続き、2023年2月には待望の舞台化第一弾『咎人の刻印〜ブラッドレッド・コンチェルト〜』が幕を上げる。

本作は、令和の切り裂きジャックと恐れられる殺人鬼と、弟殺しの吸血鬼が、自らの贖罪として犯罪者たちに立ち向かう異能バトルストーリー。殺人鬼・神無を務める松田昇大と、吸血鬼・御影を務める赤羽流河が、初主演にかける思いを打ち明ける。

お互いに胸に秘めていた憧れが実現 プレッシャーもあるが喜びも大きい

──おふたりとも本作が初主演。主役が決まった時の率直な心境は?

松田 W主演という形で出演させていただけるのは光栄です。プレッシャーもありましたが、僕の演じる神無は狂気じみたキャラクターで、前から挑戦してみたいと周囲にも話していた人物像そのもの。とにかくうれしかったです。

松田昇大

赤羽 僕はまだまだ新人で、これまで映像のお仕事しか経験がありません。初めての舞台出演が決まり、しかもW主演と聞いて、めちゃくちゃうれしくって、それと同時に不安もありました。でも、今回の主演が決まる前から、松田さんの舞台をみた経験があって、とても憧れていたので共演できると知ってとってもうれしかったです。

赤羽流河

──本作は池袋を舞台にした本格ダークファンタジー。脚本を読んだ印象は?

松田 スリリングな物語にワクワクしました。舞台版は原作と少し内容が異なるオリジナルストーリーなので、原作ファンの方も楽しいんじゃないかなって思いましたね。僕個人としては、舞台が池袋がというところに運命を感じました。別の作品でも池袋代表の役を演じていますし、以前、姉と一緒によく通った思い出の街でもあるんです。アニメや漫画が好きで、地元の三重に住んでいる時から訪れていました。

赤羽 僕はまず脚本の分厚さに驚きました。これまでの映像のお仕事の台本の3倍はあって、読むことに必死になってしまって。僕にとってはすべてが新しい経験です。読みながら、どうやって魔法を使うのかな、どこから火が出てくるんだろうって、ドキドキしちゃいました。

──異能バトルは大きな見せ場になりそうですね。

松田 そうなんです。僕も本格的なアクション劇は『HELI-X』のシュンスイ役が初めてだったのですが、今回も同じく両手にナイフを持って戦う役。そこは慣れているって言えるのかな。洗練されたアクションになると思いますし、主役という立場上、そうならないといけないとも思っています。

赤羽 僕は、アクションは未経験。今回は杖を使って魔法で戦う役なのでそこまで激しい動きはないのかなって思いますが、やっぱりかっこよく戦いたいですね。特に呪文を唱えるポーズはカッコよく決めたい! しかも、イケボで(笑)

松田 なんで、そこだけ?(笑)

赤羽 呪文を唱えることが、子供の頃からの憧れなんです! 僕がこれまで出演してきた作品は日常系が多いので、呪文とは無縁でしたし。

松田 なるほど。そういうところが流河のいいところだと思うので、のびのびやってください(笑)

原作小説とコミックを読み込んで役作りに励みたい

──8月からコミックの連載もスタートしていますが、ご覧になりました?

松田 もちろん。原作も漫画版も読みました。原作小説のイメージと漫画からもらったインスピレーションはまた違っていて、それを上手に組み合わせながら役作りに取り組みたいと思います。

赤羽 僕も両方とも読みました。今、ファンタジーというと異世界転生ものが人気ですが、これは池袋が舞台。現実が舞台になっている分、難しい面もあると思いますが、そこを意識して、皆さんにどうファンタジーを伝えていけるかが課題かなと感じましたね。

松田 確かに、現実社会での異能バトルは、表現が難しいと思います。でも舞台だからこそ臨場感も出せるのではないかとも思っています。迫力を生で感じられる分、リアリティーを感じてもらえるんじゃないかって。

赤羽 あと、漫画を読んで、衣装のカッコよさも気になりました。僕はゴシック調のフリフリがついた衣装なのですが、似合うといいなって!

松田 衣装は見どころですね。流河のフリフリは似合ってるよ!

──緊迫するアクションシーンが多い反面、ふたりのやりとりはふわっとしていて、そこがキュンポイントなのかなとも思いますが?

赤羽 はい。ふたりの関係性は見せ所だと思っています。BLとは違いますが、僕は吸血鬼なので、神無に密着するシーンもけっこうあって。

松田 あ〜、そこは緊張しちゃうかも(笑)

普段は温厚なふたり 初主演を通じて違う自分を表現したい

──本作で目標にしていることは?

松田 僕は普段は気持ちをズバズバ言うタイプではなく、人前で怒ったことがないんです。でも、神無役を通じてビシッとした態度を見せられるようになりたいと思います!

赤羽 僕はオーラがゆるいと言うか、癒し系ってよく言われるんです。なので、お稽古など頑張っている姿を見ていただくことで、場を盛り上げていくことが目標ですね。いいムードを作って、全員が一丸となって舞台を作っていけるよう頑張ります。

──最後にメッセージをお願いします。

松田 主役を演じることが発表されてから、漫画がどんどん進んで行ったり、小説が追加発売されたり、『咎人の刻印』という作品自体も前に進んでいます。その中で舞台ならではの楽しさを皆さんにお伝えできるように精一杯頑張っていきます。ぜひ舞台に足を運んでください。

赤羽 初めての舞台ではありますが、皆さんにいい作品を届けることを第一に役作りに励んでいきたいと思います。まだまだ未熟ですが、努力している姿も含めて見守ってくれると嬉しいです。応援、よろしくお願いします!

舞台『咎人の刻印〜ブラッドレッド・コンチェルト〜』は、2023年2月16日(木)〜26日(日) まで新宿・紀伊國屋ホールにて上演。脚本・演出は中島庸介(キ上の空論)。共演にはベテランの中村誠治郎、演技派の杉江大志なども揃い、初々しいふたりの好演が期待される。チケットは現在一般発売中。

取材・撮影・文:浅水美保

<公演情報>
舞台『咎人の刻印~ブラッドレッド・コンチェルト~』

2023年2月16日(木)~2月26日(日) 紀伊國屋ホール

原作:蒼月海里「咎人の刻印」(小学館文庫キャラブン! 刊)
脚本・演出:中島庸介(キ上の空論)

CAST:松田昇大 赤羽流河 / 川隅美慎 杉江大志 伊勢大貴 古賀瑠 / 中村誠治郎
アンサンブル:内田隼人 小笠原竜哉 坂本和基 寒川祥吾 清水優志 塚田知紀
※出演者は変更となる場合がございます。

チケット一般発売中:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2232673

公式サイト:
https://www.togabito-stage.com/bloodred/

ぴあアプリでは松田昇大さん、赤羽流河さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に掲載されています。

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