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寛一郎の初舞台『カスパー』オールキャスト&公演詳細発表 首藤康之、下総源太朗、萩原亮介らの出演決定

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『カスパー』オールキャスト写真

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3月から4月にかけて上演される舞台『カスパー』のオールキャストと公演詳細が発表された。

本作は、ヴィム・ヴェンダース監督作『ベルリン・天使の詩』の脚本家としても知られ、2019年のノーベル文学賞受賞作家であるペーター・ハントケが、19世紀はじめに実在した謎多きドイツ人孤児のカスパー・ハウザーを題材に描いた問題作。主役の孤児カスパーを、本作が初舞台となる寛一郎が演じる。

『カスパー』ビジュアル

寛一郎を支えるキャストとして、バレエやコンテンポラリーダンサーとしての華々しいキャリアを持ち、俳優としての活動もしている首藤康之が、カスパーをことばの世界へと誘い、調教する3人の謎の男“プロンプター”の一人を演じるほか、昨年『ピサロ』でウィル・タケットとも組んだ下総源太朗、そして文学座若手俳優の萩原亮介がプロンプター役として参加。

またカスパーの分身役として、小野寺修二作品の常連俳優でもある王下貴司、麿赤児率いる舞踏集団の大駱駝艦から高桑晶子、小田直哉、坂詰健太、荒井啓太の出演も決定した。

史実では、カスパー・ハウザーは16歳で保護され、言葉をまったく理解していなかったという。教育によって彼は、ただの音でしかなかった“言葉”に意味があることを知り、自分というものの存在や他者との関係について考えるようになる。言葉を使うようになっていく過程で、彼が何を感じ、何を得て、何を失っていったのか。セリフだけでなく身体表現を駆使して描かれる。

『カスパー』ビジュアル

■首藤康之 コメント
今回ウィル・タケットの演出する『カスパー』にプロンプター役として出演させていただくことになりました。ウィルとの仕事は今回で3回目ですが、稽古場で起こるマジカルな創作にはいつも魅了されています。
長い間“舞踊”という世界に住んで、本能の赴くままに表現していた僕にとって“言葉”というものは生活手段の道具でしかありませんでした。しかし俳優という仕事を始めてからというもの、その“言葉”のもつ厳かな影響力(それは時として軽やかにもなる)に引き込まれ、今では“言葉”の力によって身体を動かし、表現し、生活をしています。“言葉”に関して言えば、思春期を通りこして急に赤ちゃんから大人になったような気がしています。カスパーのように!
このペーター・ハントケの『カスパー』は、そんな“言葉”の尊さを感じさせてくれる戯曲で、様々な問題定義を示してくれます。僕の演じるプロンプター役はそんなカスパーに“言葉の世界”への道標を示す重要な役だと考えています。誰の中にでも存在するであろうプロンプター、僕も自分の中にいるプロンプターの声に耳を傾け、皆様にとって、この素晴らしい戯曲の上演が“何かを考え”豊かな時間になるよう稽古に奮励したいと思っております。是非劇場に足をお運びください!

<公演情報>
『カスパー』

『カスパー』仮チラシ

作:ペーター・ハントケ
翻訳:池田信雄
演出:ウィル・タケット

■出演
カスパー・ハウザー:寛一郎
プロンプター:首藤康之/下総源太朗/萩原亮介
カスパーの分身たち:王下貴司/高桑晶子(大駱駝艦)/小田直哉(大駱駝艦)/坂詰健太(大駱駝艦)/荒井啓太(大駱駝艦)

【東京公演】
2023年3月19日(日)〜3月31日(金)
会場:東京芸術劇場シアターイースト

■チケット料金(全席指定税込)
価格:9,500円
U25チケット:6,000円 ※U25チケットは、25 歳以下対象・当日指定席券引換・要身分証明書
チケット発売:2023年1月25日(水)

チケットはこちら:
https://w.pia.jp/t/kaspar-2023/

問合せ:
live_info@pia.co.jp

【大阪公演】
2023年4月9日(日) 14時開演
会場:松下IMPホール
チケット料金:9,800円(全席指定税込)
一般発売:2023年3月5日(日) 10:00~

問合せ:キョードーインフォメーション
0570-200-888(11:00~18:00 / 日祝休業)

公式サイト:
https://tspnet.co.jp/kaspar-2023/

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