セックス、シンナー、暴力…本物の不良少女が主役、曽根中生の監督作がDVD化

曽根中生の監督作「“BLOW THE NIGHT！”夜をぶっとばせ」のDVDが明日12月4日に発売される。

1983年に公開された本作は、主人公を演じた高田奈美江の実生活をもとに、暴力、シンナー、セックスなどに溺れる少女たちの荒廃した日々を描く物語。東京近郊にある地方都市の中学に転校してきた15歳の奈美江は、不良学生のリンチにめげずに反撃する木戸尚也に惹かれていく。一方、東京には学校帰りに派手な私服に着替え、たばこをふかして街を歩く理佳子という少女がいた。

出演には小林栄次、可愛かずみ、小松由佳、なぎら健壱、渡辺えり子、高田純次、光石研らが名を連ねる。The Street Slidersが音楽を担当した。曽根が設立したフィルムワーカーズの第1弾として製作された作品で、彼自身が「自分が作った映画の中で一番自信があるんだ」と言い続けた作品だ。

映像特典には劇場用予告編を収録。封入特典として、劇場公開時パンフレットの縮尺再編集版が用意された。

“BLOW THE NIGHT！”夜をぶっとばせ

2018年12月4日（火）発売
発売元：ハピネット　　　
販売元：ディメンション
価格：税込5184円

(c)1983日活株式会社