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多種多様な映像表現の実践を検証し、アートと技術との可能性を考察する「恵比寿映像祭2023」2月3日より開催

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大木裕之 《meta dramatic 劇的》 2023年 [参考図版]🄫2022 Hiroyuki Oki Courtesy of ANOMALY

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2009年から毎年、東京都写真美術館を中心とする恵比寿の地で、展示、上映、ライブ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行ってきた映像とアートの国際フェスティバル「恵比寿映像祭」が今年も2月3日(金)より開催される。

映像を取り巻く社会状況が大きく変化するなか、「映像とは何か」という問いを投げかけながら、国内外の実験的な映像表現を紹介してきた。パンデミックによってテレワークやオンラインでの会話が日常化し、AI(人工知能)やメタヴァースなどの新しい技術の普及に伴い、人々の身体感覚も変化している現在。今回は「テクノロジー?」をテーマとして、時代ごとのテクノロジー(技術)を紐解くことから始める。

戦後日本美術の新たな時代を切り開いた「実験工房」によるスライドと音声テープがシンクロして映写されるオートスライドの実験から、セルフCGによるアヴァターを仮想空間上でデジタル転生させる中国出身のマルチメディアアーティスト、ルー・ヤンの作品まで、アーティストの表現には、高解像度のイメージのなかにあえて手作りの感触を含めるような作品も見られる。身体拡張や新たな視点、人工と自然などの観点から、技術との対話を通じて生み出された多様な作品群を体感したい。

また、上映ブログラムも、実験映像作家ジョナス・メカスの3章からなるスペシャル上映、映画監督・井口奈己特集、ペギー・アーウィッシュ特集、「東京国際ろう映画祭」から4つのプログラムなど、楽しみなラインナップだ。

さらに今回から新たなプログラムが加わる。ひとつは日本を拠点とする新進アーティストに映像作品を制作委嘱する「コミッション・プロジェクト」で、荒木悠、葉山嶺、金仁淑、大木裕之が参加。もうひとつは「シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)」と連携し、「東京2020オリンピック競技大会」の開会式でドローン演出を手がけたメンバー、野老朝雄、平本知樹、井口皓太によるインスタレーションが恵比寿ガーデンプレイスセンター広場に再構築される。オフサイト展示も盛り沢山なので、プログラムをチェックして出かけよう。

<開催情報>
恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」

会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
会期:2023年2月3日(金)~2月19日(日) ※一部展示は3月26日(日)まで
時間:10:00~20:00、最終日は18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜
料金:無料(上映などの一部のプログラムは有料)
イベント公式サイト:https://www.yebizo.com/ イベント公式サイト:
https://www.yebizo.com//

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