サンダンス映画祭が開幕
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サンダンス映画祭が開幕
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すべて見るサンダンス映画祭が開幕した。コロナのため、一昨年と昨年はオンラインのみでの開催だったが、今年は通常通りユタ州パークシティに戻ってきた。しかし、オンラインでの映画祭がユタ州まで来られない映画ファンに大好評だったこともあり、今年も並行してオンラインでも開催される。
今年も、話題作は豊富だ。たとえば、『コーダ あいのうた』のエミリア・ジョーンズが主演する『Cat Person』、ジェニファー・コネリー主演の『Bad Behavior』、トマシン・マッケンジー主演の『Elieen』、アレキサンダー・スカルスガルド主演、ブランドン・クローネンバーグ監督の『Infinity Pool』、ジョナサン・メジャース主演の『Magazine Dreams』、デビッド・ストラザーン主演の『A Little Prayler』など。
ドキュメンタリーには、マイケル・J・フォックスにいついての『Still: A Michael J. Fox Movie』、東京の地下鉄サリン事件を検証する『Aum: The Cult at the End of the World』、米最高裁判事ブレット・カヴァナーの過去の性犯罪疑惑を検証するダグ・リーマン監督作『Justice』などがある。ほかに多数の短編作品が上映される。
昨年、オスカーで作品賞を受賞した『コーダ あいのうた』、長編ドキュメンタリー賞を受賞した『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、いずれも2021年のサンダンスで初上映された。
今年のオスカーで主演男優部門に候補入りが有力視されている『生きる Living』のプレミアも、昨年のサンダンスだった。今年もまたここから来年の賞レースで大健闘する作品が出てくるのかが期待される。
映画祭は29日まで。
文=猿渡由紀
(C)Sundance Institute
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