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進み続ける原因は自分にある。2023年の決意「パシフィコ横浜のさらにその先へ」

音楽

インタビュー

ぴあ

原因は自分にある。 撮影:友野雄

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7人組ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」が1月25日に3枚目となるアルバム『無限の終わり』をリリース! これまで多角的な魅力を見せ続けてきた彼らが新たに放つアルバムについてお聞きしたほか、2023年の展望についても語っていただきました。

2022年、プライベートを漢字一文字で表すと?

――まずは、2022年のプライベートを振り返っていただきたいな、と思います。どんな年だったかを漢字1文字でお願いします!

桜木雅哉(以下、桜木) 「球」です。プライベートで、スポーツをたくさんした1年だな、と思っていて。部活はバレー部に入っていますし、バスケもやっていて、あと、げんじぶで、プライベートでフットサルもやっています。本当にボールづくしでしたね。

――どのスポーツが一番上達しましたか?

桜木 バッシュも好きになったりして、バスケ愛は本当に強くなりましたし、実際に上達もしました。昔はスリーポイントシュートが得意だったんですけど、今はドリブルやミドルシュートが得意になってきましたね。

‎大倉空人(以下、大倉) 僕のプライベートは漢字1文字で現わすと……うーん、難しいですね。「楽しい」の「楽」かな。仕事では悩むこともあるんですけど、プライベートは友達とゲームしたり、最近ではフットサルにハマって。今まで、一度もサッカーに触れたことがなかったんですよ。学校でも、友達との遊びでもやらないぐらい、サッカーが苦手だったんですけど、げんじぶでやるということで挑戦したんです。そうしたらハマッちゃって。

――フットサルは最近もやられているんですか?

桜木 そうですね。

大倉 こないだは(武藤)潤くん以外のメンバー5人と、(長野)凌大の弟2人、7人でやりました。僕はフットサルのトレシューも買いました! メンカラの蛍光イエローの。

――EBiDANの他のグループでも、フットサルをやられる方は多いですよね。

大倉 そうですね。それこそ、M!LKの(山中)柔太朗くんだったり、そのしゅん(曽野舜太)はめちゃくちゃうまいんですけど、サッカーはチームプレーなので、げんじぶはトップでいけるんじゃないかな、と。それで、一人ひとりの技術が上がれば、他のEBiDANグループにも勝てるんじゃないかと思います。

――EBiDAN対抗のフットサル大会が観てみたくなります。

大倉 ただ、先輩がいると緊張しちゃって自分たちの力が出せないという。

桜木 そうなんですよ! そこがげんじぶの弱みです。

大倉 なんか萎縮しちゃうんですよね。

桜木 1回フットサル企画があったんですけど、本当に緊張しちゃって。僕だけ1点も決められなかったんですよ。

大倉 俺もずっとキーパーで。でもその時はハマってなかったので、ハマった俺らは強いぞっていうところを見せたいですね。

――続いて、小泉さんはいかがですか?

小泉光咲(以下、小泉) 「麺」。

大倉 ああ、ラーメンでしょ?

小泉 今年はしっかりラーメンを作った年だな、って。メンバーに製麺機を買ってもらったんです。使いやすいコンパクトなサイズでひとり暮らしにも優しい製麺機を。製麺機から全てイチから作ったので、ちゃんと始まったな、と思いましたね。あと、最近は食べたいラーメン屋さんにもよく行っていて。好きな種類の麺は?って言われるとわからなくなるぐらい、いろんな麺を食べています。なんかいろんな面で麺かな(笑)。

――なるほど!(笑)

吉澤要人(以下、吉澤) 僕は「学」ですね。去年まで高校生だったので、学ばなきゃいけないことを学ぶ日々だったんですけど、今は興味を持ったことをとことん学びたいなあと思っています。あと、死ぬまでできるだけ知らないことを減らす、知ってることを増やす人生にしたいなと思って、動き始めた記念すべき1年目でした。実際、世界遺産検定を取ったり、バイクの免許を取ったり、乗馬に行ってみたり、あとは普段自分が観ないような映画のジャンルを観てみたり。実際にたくさんのことを学べた1年だったので、来年も同じ漢字になる気がするんですけど、自分の人生の中で一つ核に置いておきたい一文字だな、と思います。

長野凌大(以下、長野) 僕は、車の免許を取ったので、「取得」の「取」です。お父さんの車でときどき練習しています。

――メンバーの皆さんともドライブに行けそうですね。

長野 そうですね、いずれ。今のところ誰も乗せたことないんですけど、練習として勝手に1人でメンバーの家の近くまで行っています。

――迎えに行くとかそういうわけではなく?

長野 この前も、夜に雅哉の家に行って、「来たよ」って写真を撮って帰るという。

大倉 未だに僕のところだけ来てないんですよ。湘南なので、全然来てくれなくて。

長野 ちょっと勇気が必要なんですよ。

大倉 なんか俺だけ仲間外れ。

小泉 そしたら俺の実家も来てない。

長野 いや、仙台だから!だいぶだよ!それに行っても光咲はいないじゃん。

桜木 行ったとしても本人に言わないんでしょ?怖くない?

長野 本人には言わない。行き終わってから言う。

大倉 で、見てって言って写真送るんでしょ。

――確かにちょっと怖いですね(笑)

長野 潤くんに関しては、昔免許を取ったときさ。

大倉 そうそう、怖すぎ。

武藤潤(以下、武藤) え、なに?

大倉 要人の家に深夜に行って。

吉澤 11時半過ぎにいきなりインターンホンが鳴って誰かと思ったら、潤くんだったんです。「車で来ちゃった」って。

長野 だいぶ迷惑。それを知ってたから行くだけにしようって思ったんです。

――なるほど、武藤さんから学んで……。

長野 そうです、反面教師にして。

武藤 そういうことかあ。

小泉 いや、学ばなくても分かるよね(笑)。

――ではそんな武藤さん、プライベートを漢字一文字でお願いします!

武藤 「創造」の「創」ですかね。アルバムも創造活動の一つでもありますし、普段はプラモデルを作ったりするのも好きですし。あと、今年から始めたのがCG製作。げんじぶで2次元と3次元行き来していて、興味を持ったので自分で勉強して、いろんなもの作ったりしていたので、2022年は「創」でしたね。

メンバーの推し曲から探る、アルバムの魅力

――ここからはアルバムについてお聞きできればと思います。アルバムの中で、それぞれのお気に入りの曲や、思い入れのある曲を教えてください。

桜木 「Run away」。このアルバムの中では唯一のバラード曲になっているんですけど、アルバム3枚目になって、大人っぽくなっていく自分たちの声が聴けますし、昔からファンでいてくれる人たちも楽しめる、すごくいい曲なので、聴いてください。

――桜木さんご自身もこの3年で大人になられた部分があると思うんですけど、今回のアルバムのレコーディングの際にそういった成長を感じたところはありますか?

桜木 今までは音程を気にすることがすごく多かったんですけど、今回のアルバムから表現を大事にしようというのは意識していました。ひとつ壁を破れたかな、と。表現ができたっていうのはすごく大きかったのかな、って思います。

長野 僕は「桜Ground」です。今までのげんじぶは複雑な曲が多かったと思うんですけど、ド直球J-POPみたいな。どこか懐かしい平成J-POPのように僕は感じています。それをこのメンバーで作るのがなかなか新鮮で、完成版を聴いたときも、意外とげんじぶも合うなって思ったりして、自分としてもレコーディングがうまくいった感じがした曲でもありました。

――普段、難しい曲を歌ってらっしゃる印象がありますが、「桜Ground」のような曲を歌うときは、逆にちょっと肩の力が抜けたり、ということはあるんですか?

長野 難しい曲が多かったので、それが普通になっているんですよね。だから、逆にこの曲の方が難しく感じました。いつもはテンポが早いので、追いつこうと必死だったんですけど、この曲は落ち着いたテンポだから遅く感じちゃって、リズム感を作るのが難しかったですね。

武藤 僕は今回のリード曲でもある、「無限シニシズム」ですかね。ミュージックビデオもあるんですけど、しっかり踊る系なんです。振りも今までの曲と比べると、少し難しかったというか、表現の仕方に結構頭を使うというか……こういうダンスもあるんだな、って体に入るまで時間がかかりました。振り入れの日に(杢代)和人は来れなかったんですけど、1日しかない撮影スケジュールの中、和人もしっかり1人で練習していましたね。これからいろいろあるとは思いますけど、このミュージックビデオを撮ったことが自信になるんじゃないかな、と思います。

――撮影現場で印象的だったことはありますか?

武藤 美術館で撮ったんですけど、「無限シニシズム」に「無限」ってあるように、生きてる間に目に入ってきたり耳に入ってきたりする情報量は無限にあるじゃないですか。芸術もそのうちに入ると思うんです。美術作品は、僕たちが生きていく限り、人間が生き続けてる限りあり続けるもの。そういう作品たちが展示されている場所でこの曲を撮るのは、すごくおしゃれでかっこいいなって思います。

小泉 僕は「Lion」ですかね。イントロがこんなに長いのがまず初めてですし。1分50秒ぐらいあるんですけど、最初聞いたときはカラオケ音源を聞いてるのかな? と思いました(笑)。でも歌が始まると、結構ガツガツロックが効いていて、強めな感じの曲。僕の歌割り的には大体強めの曲でも、落ち着いたところで歌うことが多いんですけど、今回、「Lion」は全部が強い感じだったので、歌い方も強めで歌ったり。僕の新しい部分が見られるんじゃないかなって思ってるので、ぜひこの曲には注目して欲しいですね。

――強めな感じ、ということですが、レコーディングではいかがでしたか? 楽しかったとか、逆に苦戦したとか。

小泉 めっちゃ苦戦しましたね(笑)。今回のアルバムは色がバラバラな曲が多いからこそ、歌い方に関しては結構大変でした。それこそ「Lion」もガツガツ系だし、大変ではあったんですけど。全体的な雰囲気としては結構いい作品ができたんじゃないかなと思っているので、僕は満足です!

吉澤 僕は「魔法をかけて」ですね。「夢に唄えば」に続き、ミュージカル調の曲をリリースできたことがまず嬉しいです。あと、僕的に今回はニューヨークをイメージしている楽曲なんですけど、曲を通して世界を旅できるのが面白いなと思って。曲を聴いて人それぞれいろんな状況を思い浮かべる中で、「魔法をかけて」はニューヨークがすぐに思い浮かぶ気がしていて。行ったことある人はもちろん、行ったことがない人もイメージの中でニューヨークを旅できるし、プラスしてファンタジーの世界に入り込んで、自分だけの、自分が主人公の物語を想像の世界で作り上げられる気がするので、一曲ですごい広がる世界があるな、と思います。あと、サビはみんなでユニゾンで歌っているのもひとつ聴きどころですし、ライブが楽しみな曲です。

――こちらの楽曲は「王様のブランチ」の1月のエンディングテーマとなっているんですよね。決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

吉澤 自分がよく観ている番組でもあったので、嬉しかったです。そこで流れていることがきっかけで、知って好きになったこともあるので、すごくいいチャンスをいただけたなっていう思いもありました。しかもそれが「魔法をかけて」なのが嬉しいですね。自分たちのひとつの武器でもある世界観を提示できるので。

大倉 僕は「僕らの世界・物語」です。izkiさんがプロデュースしてくださっていて「キミヲナクシテ」と「貴方に溺れて、僕は潤んで。」そして、今回の「僕らの世界・物語」で3作品目になります。プロデュースしてくださるたびに、求められる技術の高さも出てきていて、すごく苦戦しました。歌詞は、izkiさんが見た僕らと観測者(原因は自分にある。のファンの総称)の関係性というか。僕たちに向けても観測者に向けてもメッセージとして伝えてくれてるのかなっていうのが感じられます。僕らと観測者さんの曲になったかなと思うので、今後も大事にしていきたいですね。そして、izkiさんがプロデュースしてくださってる技術の高さにも僕たちも全力で応えていきたいなと思ったので、この曲が僕の推し曲です。

――izkiさんには作っていただく機会も多いからこそ、今回のよう曲ができた、というところはあるのでしょうか。

大倉 そうですね。多分これが1作品目だとまた違っていたと思うので。実際にizkiさんが僕らの秋ツアーの公演を見に来てくださって。そのときに感じたのかは分からないですけど、やっぱりプロデュースという形で一緒に制作をしてくださったからこそ、書いていただいたものなのかな、と思いますね。

1日魔法を使えるとしたら?

――今回、「王様のブランチ」のエンディングテーマになっている「魔法にかけて」にちなんで、1日魔法が使えるとしたら、どんな魔法で何をしたいか、お聞かせください。

大倉 僕は過去に戻って、やりたいことを全部やりたいです。その1日は何回でも過去に戻れて、その瞬間、瞬間で自分が今後悔してることを全部良い方向に変えていきたいですね。

桜木 僕は瞬間移動ですね。常にギリギリでありたいっていうコンセプトなので、待ち合わせ時間も本当にギリギリでありたい。

大倉 余裕を持てよ(笑)。

桜木 (笑)。持ちたいところなんですけど、少しでも違うことをやりたいという思いがあるんですよね。だから、瞬間移動できたらなんて楽なことか、と思います。

小泉 僕は……あーどうしよ。もし遅刻しそうになったとき、時間を止めて行こうと思ったんですけど、そうすると電車も止まっちゃうな、と思って。

――あっ、確かにそうですね。

小泉 それなら、瞬間移動の方がいいですね、でも、雅哉と一緒になっちゃうので……ちょっとだけ時間を戻す! 好きなだけ寝て、時間を戻して現場に向かうようにしたいですね。時間を有意義に使いたいな、という単純な思いなんですけど。たくさん寝たいな。

吉澤 僕は動物が人間の言葉を喋るようにしたいですね。犬を飼っているんですけど、よく噛まれるんですよ。だから、どういう感情で僕を噛んでるのか、セリフを言った後に噛んでほしい。何を考えて噛んだのか分からないことが多いので。

小泉 多分、何かしらの暴言を吐いてるだろうね。

吉澤 多分「僕のもの取んなよ」って言って噛まれてることが多いと思うんですけど、実際どうなのか分からないので。自分の犬だけでもいいから、なんて言ってるか知りたいです。

小泉 もしかしたら、愛情表現かもしれない。

吉澤 好きだよ、って言って噛まれてたらちょっと嫌ですね(笑)。かなり痛いので。

小泉 「愛してる」ガブ、かもしれない(笑)。

長野 僕は空を飛びたいです。ヒーローが好きだったので、昔から空飛ぶのかっこいいな、って思っていたんです。1回、自分が飛んでみたいな。

武藤 ええ、なんだろう……。1人ハリーポッターみたいなのを作りたいです。

長野 ひとりハリーポッター?

武藤 あのシーンを再現!みたいな。実際にその魔法を使ってモノマネみたいな。

――ものまね?

武藤 モノマネ。ハリーポッターのモノマネ。

――ひとりで?

武藤 ひとりハリーポッターできるんじゃないかと。

長野 何を言ってんの?

武藤 ありがとうございます。

長野 ありがとうございますじゃないよ!(笑)

長野 しかもプライベートでやるの?

武藤 プライベートでやる。

――誰かに見せたり?

武藤 いや……あ、そうですね。メンバーのグループLINEにでも。

長野 まあ、くるだろうな(笑)。

武藤 送ると思います(笑)。

2023年のげんじぶメンバーはこうなる!

――2023年への展望ということで、2022年のそれぞれの活動を踏まえて、2023年はこのメンバーのここがすごいことになると思う、という予測をしていただきたいと思います。

大倉 来年の潤くんはポケモンカード大会で優勝してる。

長野 確かに。

武藤 おお、おお。

吉澤 ポケカって聞いたら95%ぐらい頭の中がポケカのことになっちゃう。

武藤 他にもあるじゃん、俺。

小泉 潤くん、まじで変わんなそ。

一同 笑

武藤 おい! ちょっと考えよ!

――変わらずにいられるのは、それはそれで素晴らしいですよね。

武藤 ありがとうございます。

小泉 本当に昔から何も変わらん。成長面とかではなく、性格的な面で何も変わらないからこそ安心感を与えてくれているので、僕の願望ですけど、2023年もそのままでいてほしいなと。

武藤 2023年武藤潤も、武藤潤。

小泉 21歳の武藤潤じゃなくて、ずっと精神年齢5歳の武藤潤で。

吉澤 顔はすごく大人になってるのに。

小泉 外見的な面ではね。

大倉 ちょっと真面目なことを言うと、潤くんの歌の幅が広がると思ってます。武藤潤の歌声がこの3年間で確立してきているのを個人的に感じてて。潤くんって何かあるにつれてどんどんと歌がうまくなっていってるんですよ。それは彼の中で何かあるのかもしれないし、無意識的に変わったのかもしれないんですけど。2023年はいろんなげんじぶの曲が増えていく中で、潤くんの歌声がどんどん深みとか、いろいろ出てくる年になってくるんじゃないかな、って思いますね。期待してます。

武藤 こういうのを待ってました。

小泉 十分、俺は良かったと思うけどな……。

武藤 ははは! やっぱり、曲によって歌い方を変えることで他の曲との差別化を大事にしたいな、と思います。

桜木 舞台に出てほしいですね。舞台『オープニングナイト』での潤を観て、ミュージカルに出てほしくて。歌っていうところで、ミュージカルでも生かせると思いますし、演技も素敵なので観てみたいですね。

大倉 どうですか、『ライオンキング』とか。しし座でしょ?ちょうどいい。

武藤 シンバのちっちゃい頃なら……。

長野 なんで?(笑)。ちっちゃい頃は本当にちっちゃい子がやるから!

武藤 精神年齢5歳だから。

長野 外見が無理。きついって。

武藤 確かにミュージカルをやることで、表現する人としての経験値がぐっと上がるっていうことはよくわかったので、そうですね、舞台は確かに立ってみたいと思いますね。

――続いて、長野さんはいかがですか?

武藤 凌大は作詞作曲をする気がします。

大倉 楽器とか自分でやってそう。

武藤 丸々1曲とかじゃないないかもしれないけど、どこかのフレーズは担当するようになってくる気はします。

長野 マジで?

大倉 彼は音楽好きというところもあって、そういう機会は俺も増えるなと思ってます。

長野 いやでも、げんじぶの作詞作曲はやりたくないんですよ。語弊があるかもしれないんですけど、げんじぶの良さって作られたものを、7人が表現するのが現時点のベストだな、と思ってて。でも、製作としては、機会があればっていう感じです。

桜木 でもやっぱり……。

大倉 来ました。

桜木 ライブとかで結構歌を厳しく見てるんですよ。

長野 (笑)。雅哉は僕の歌の先生なので。

大倉 本当に厳しいですから、彼。

長野 俺、今日うまくいったわっていうと、「いや、ここが駄目だ」って。

大倉 俺と光咲はね、その姿を見守っていて。

小泉 俺と空人で「ここの凌大、よかったね」って言ったら、雅哉が「いや、ここは違うね」って。

大倉 光咲と雅哉と3人で観てて、凌大がアレンジしたな、というところがあると、雅哉から「空人、もう一回戻して」って言われて、俺が戻す係だったり。もう一回聞いて、「いや、ここダメだな」って何かをメモしています。プロデューサーみたいな。

小泉 しかも、凌大だけに厳しい。

桜木 そうするように言われているので、厳しく見てます(笑)。でも、だんだんツアーやライブを重ねていくごとに自分の歌の強みを分かってきてると思うので、2023年半ばあたりぐらいで、やっと確立していくのかな、って。

長野 時期まで!(笑)

大倉 なかなかこんなこと言われないからね、確立してるって。

長野 ありがとうございます。頑張ります。

大倉 要人、同い年なんだから、何か言ってあげなよ。

吉澤 今も独自の世界感すごくて、言っていることがまだギリギリ理解できるんですけど、多分2023年は理解できなくなると思います。乗っかれなくなったら諦めます。

長野 会話をあきらめるんだ?

武藤 コミュ力低下しちゃう(笑)。

小泉 あと、1人焼肉行きそうじゃない?

長野 1人焼肉は行けそうです。今までも全然行けますけど。クリスマスにプレゼント交換をメンバーでしたんですけど、その時にメンバーへのプレゼントでプリクラを1人で撮りに行って、それを写真立てに入れてプレゼントしたんですけど。

小泉 もらいました。

長野 もう「一人〇〇」は全然抵抗ないんですよね。むしろ1人の方が楽なんです。プリクラちょっと大変でしたけど。どんどんレベルアップして1人ディズニーを目標に頑張ります。

武藤 ひとりを極めるんだ。

大倉 震えるわ! じゃあ、俺と雅哉で行こう。

桜木 うん。

――では、桜木さんについて。

大倉 身長伸びるんじゃない? 180cmぐらいいくんじゃない? 今は何cm?

桜木 朝は結構高めの数字が出るんですけど、今朝は一応179.4でした。

吉澤 そうすると、げんじぶ最高身長になります。僕、今179cmなので。

――では、ついに。

吉澤 この間、鏡で見たら、なかなか際どかったので、2023年は雅哉がグループ最高身長になると思います。

桜木 本当に努力はしてるので。午前中にスケジュールないときは、バスケとかバレーとか、身長を伸ばす運動をするようにしてます。いつか、180越えられれば。

大倉 目標は?

桜木 182。ただ、無理だと思う。

大倉 自分の中でなんとなくわかる?

桜木 うん。180cmギリギリ行くか行かないかぐらいだと思う。

――自分でガッと伸びるのは終わってる感じがある?

桜木 終わりましたね。自粛期間で伸びちゃったんで。

武藤 止まってはいないんじゃない? 伸びる速度が落ちただけで。

大倉 あと0.6ぐらいは伸びるんじゃない? そしたら180cm行くよ。

小泉 あと、来年にはまた新しい趣味が増えてそうですね。多趣味だから、いろんなスポーツをやっているイメージがあります。2023年にはまた違うものにはまるんじゃないのかな。卓球あたり?

桜木 打つ系はないな。

小泉 じゃあラグビーとか、その辺りをやるかもしれないですね。楽しみですね。

大倉 なにかやりたい趣味とかあるの? 挑戦したいものとか。

桜木 うーん、今は何も思いついてない。

長野 いつもそうじゃん。

桜木 そう、急に思いついて急に始めちゃう。

大倉 行動力がすごいよね。

吉澤 うん、何かしら増えてるだろうと。

――ハマると割と長いんですか?

桜木 短期間で、ある程度できるレベルまで行くのが僕の中でのルールというか。例えばピアノもそうですし。ピアノは頑張りたいなと思いつつ、結構時間が必要なので難しいところではあるんですけど。ある程度人並みぐらいになれればいいな、と思います。あと、来年モデルの仕事やりたいですね。

長野 自分で言うの?(笑)俺言おうと思ったのに。

桜木 (にこにこ)

長野 うん、来年はモデルとかやってそうだな、って。身長がありますし、ビューティー系が向いてそうな顔立ちなので。

桜木 がんばりまーす!(笑)

――では続いて、大倉さん!

長野 2022年、芝居に対して真摯に向き合って、どんなお仕事にも挑戦してきた印象があるので2023年はより一層、役者としての大倉空人が世間に広がっていくんじゃないかな、と思ってます。

武藤 あとラップ書くんじゃないですかね。

長野 誰にでも何か書かせようとするじゃん(笑)。

武藤 空人は歌が好きだから、空き時間によく歌ってるんですけど。

大倉 そんなに歌ってないよ。

武藤 ……って思うけど、あなためっちゃ歌ってるからね?

長野 うるさい。

小泉 近所迷惑レベル。

武藤 ラップとか、どこかで聴いたことがあるようなものですけど、自分で今思い浮かんだことをちゃんと韻を踏みながらオリジナルで作ってたりもするので、すごいなと思ってて。ラップ詞だけ書くような曲とかでたりしちゃうんじゃないかな、って思ってます。

長野 大倉ップね。

武藤 いやあ、書いてほしいな。

小泉 俺もそんな感じなんですけど、電車の中で、大声で歌いそうだな、って。

武藤 やばいやばい。それは止めてやれ。

小泉 最近は大人数のところで歌ってますから。

長野 歩きながら歌ってるからね。

小泉 日常的になってますから、彼の中で。

長野 俺らも、それが普通でおかしいと思わなくなっちゃって。

大倉 まあ、布教ですよね。げんじぶの。

長野 げんじぶ以外の曲も歌ってるから!(笑)

吉澤 歌いながら、ものまねが混ざってくるんですよ。同じ曲をいろんなバージョンで歌ったりするんです。ものまねレパートリーはめっちゃ増えそう。

小泉 モノマネは全部クオリティが高い。

桜木 ライブ中、空人さんは結構、歌で挑戦することが多くて。

長野 もう、雅哉はボイトレの先生やん(笑)

桜木 2022年の10月~12月ぐらいあたりにはアレンジだったりにも挑戦してきてるんで、2023年はすごく楽しみだな、って。

長野 口調がもう先生なんだよ(笑)

――先生はこうおっしゃっていますが。

大倉 ありがたいですね。先生からお言葉いただけるのはほんと。1つずつ言っていくと、まず電車で歌いそうっていうのはさすがにTPO。

小泉 いまもうなりかけてるけどね。

大倉 さすがにTPOなんで控えつつ、まあまあ歌っちゃったらしょうがないな、という感じです。お芝居に関しては、2022年はお芝居の仕事をいくつやりたいのか、という目標を決めてやっていたんですけど、2023年も目標を決めて口に出して、それで突っ走っていければなと思っています。でも、やっぱりげんじぶのメンバーのひとりなので、お芝居しながら、まずはキャストの皆さん、スタッフの皆さんにげんじぶを知ってもらえればな、と。そこから世間に広がってくれればな、と思っています。多分杢代も同じことを考えてると思うんですけど。ラップについては、書かない、書かない(笑)。やっぱりスパドラさんに影響されてやっているところはあるので、ちょっと自信持ってやれたらやろうかな。まだ2023年は早いな、という感じです。あとアレンジなんですけど、最近思ったのは、自分の実力が上がればアレンジ力が上がるかなって思ったので、まずは自分の実力を上げてから、雅哉さん、ボイトレの先生が納得するようなアレンジを発揮できたらなとは思っています。

――ありがとうございました!では、続いて、吉澤さん。

長野 船舶免許とりそう。あと、世界遺産の検定もやっているので。

大倉 1級ってすごい難しいらしいね。

吉澤 今2級だから、あとひとつ。1級はとりたいですね。

武藤 あとは多分海外に行くんじゃないんですかね。

小泉 俺もめっちゃ思った、それ。

武藤 要人自身が絶対海外に出たいという思いが今でもあると思うので、それが2023年のうちに叶う気がします。

大倉 それで言うと海外の舞台に出てそう。この間、潤くんと話していて、要人って舞台めっちゃ合うよね、って。まずスタイルがいいし、声も低いし、低くても響くんですよ。このグループでやってるから、滑舌もいいですし、芝居もうまい。俺は舞台はすごくいいんじゃないかと思っています。海外の舞台は、再来年には行くんじゃないかな、って。

小泉 あとはそうですね、音域が広がりそうだなって。

長野 ボイトレの先生が2人もいた(笑)。

小泉 最近はアルバムの中にも入ってる「Run away」でサビを歌ったりとか、元キーの方で歌っていたり、段々音域が広がるのが見えているな、と思っていて。さらに高い音を出しつつ、低いのも出したらね、もっとすごいものができるんじゃないですかね。

桜木 なんだかんだ行動力があるというか。世界遺産検定とかやりたいことをやっているので、毎年、やることリストでしたっけ。

吉澤 うん。

桜木 何が出てくるのかを楽しみにしています。

長野 全然歌の話しない(笑)。

桜木 もう言われちゃったから。

小泉 ごめんなさい(笑)。

長野 僕は要人に本を書いてほしいです。要人自身、本が好きですし、要人の書く文章を読むといつも心が温かくなるんですよね。その世界観が僕的にも好きなので要人の書く言葉や物語を読みたいな、って思います。

――たくさん出ましたけど、いかがですか。

吉澤 本に関しては、死ぬまでに出すのが夢なんです。まだ実現させるわけではないんですけど、頭の中で思いついた話とか、普段見ないものを見たらそこから自分でいろいろ考えてみたりはしています。

小泉 漫画?

吉澤 いや、絵は描けないから(笑)。海外に関しては海外に出るのは夢なので何らかの形で世界を見れたらいいなって。音域については、音域も広がれば世界も広がると思うので(笑)。舞台も、舞台に出ると見える世界が違うんですよね。舞台に立ってお芝居するのは好きなので、日本でもそうですし、ブロードウェイに出るのがちっちゃい頃の夢だったんです。世界を視野に。

大倉 世界を視野に!かっこいいなあ(笑)。

吉澤 船舶免許も取れば、いつか自分で世界に出る手段も……。

小泉 それはすごいわ(笑)。

――じゃあ、小泉さんはいかがでしょう。

桜木 光咲の声はげんじぶの中で一番好きで、ライブ映像を見返しても安定しているんですよね。そんな中でも表現力がすごくて、2023年はまたさらに上の段階へ、と言うか。逆に光咲がアレンジとかしたらえぐいなあって、勝手な想像をしながら楽しみます。

大倉 ありがたい言葉ですね。

小泉 ありがたい言葉です。心に留めます。

大倉 光咲は、来年は俺といろいろ遊びに行くと思います。僕、基本1人で買い物したくなくて。そういうときってだいたい光咲を誘うんですよ。飯に関しても、全部。だから2023年もそれは継続してほしいなという光咲さんへのお願い。っていうのも、光咲さんフッ軽で。

小泉 そうなんですよ。

大倉 誘っても来ない(吉澤)、学生で忙しい(桜木)、プライベート何してるかわかんない(武藤)、で、言い訳がひどい(長野)、杢代さん忙しいので。フッ軽でちゃんと来てくれるの光咲だけなんです。僕のかまちょに付き合ってくれるのも光咲だけなんで、やっぱり光咲は2023年も買い物に付き合ってくれるであろうっていう予想です。

小泉 まあ、そう聞くと断りたくなりますね(笑)。でもまあまあ。ある程度は行きたいなと思いますけど。

吉澤 光咲は周りからいい影響を受けて、それを自分に取り込むのがすごく上手なんです。多分、自分も気づかない間に、だと思うんですけど。それは僕らが活動を続ければ続けるほど、出会う人も増えるし、2023年はさらに光咲と合わせて何が生まれるのかはすごく楽しみですね。

小泉 それは初めて聞きましたね。

武藤 そろそろ、ライブやイベントのケータリングに光咲が作ったラーメンが追加されます。

小泉 マジで入り時間が前日になると思う。

一同 笑

長野 東京とかならいけるんじゃない?

小泉 きついって。

大倉 俺らのリハ中、ずっと麺の湯切りしてる。

小泉 ひとり分ならいいけど、7人分はちょっと。

大倉 スタッフさんもいるから。

小泉 もうやばいね。

長野 あとは光咲に動画作ってほしいです。何かしら光咲が作る世界に触れたくて。昔作っていた「光咲の1日」みたいな動画がすごくおもしろかったんですよ。フリー素材の動物の動画から始まって、そのあと急に起床シーンから始まるんです。

小泉 ライオンと追いかけっこしてる動物の動画から好きな食べ物が始まる。

長野 本当に何を考えているのかわかんなくて、そういう光咲が作ったものを何かしら見てみたいな。

小泉 確かに最近作ってないね。

――では、2023年に。

小泉 ……気が向いたら(笑)。

長野 本当にそれでいいと思う。

――最後に、今日はいらっしゃらないですが、杢代さんの2023年についてもお聞かせください。

大倉 マルチな俳優になるんじゃないですか。それこそ今、スターダストの俳優さんで最前列に最も近いところ、もしかしたら、スターダストの顔みたいなところに並ぶんじゃないかな、って思っています。

小泉 げんじぶにもご飯をおごってくれるんじゃないかな。

長野 (笑)

小泉 今はげんじぶ内ではそういうことはないですよ、1回誰か奢ったら、その次は誰かが奢るみたいなことが多いんで。でも和人はもう何も言わずに、来年は奢ってほしいなという願望もありつつ(笑)。

吉澤 げんじぶのメンバーにめっちゃ頼る1年になると思います。願望で頼ってほしい、とていうことがあるんですけど。2022年は6人の時間が長かったということは和人がその分いなかった時間も長いということ。そこをうまく来年で埋めていかなきゃいけない部分もあると思うので、絶対1人でやることなく、メンバーを巻き込んでほしいという願いがあります。

武藤 仮面ライダーがげんじぶでもところどころに現れるんじゃないですか。

大倉 えっ、ライブ中に……?

武藤 (笑)衣装とかベルトするじゃない? 「これどうやって変身するんですか?」とか言いそうじゃない?

長野 言わないよ。潤くんしか言わないよ。

大倉 げんじぶのライブじゃなくてライダーショーになるよ。

長野 あと、和人はさらにうるさくなってそうですよね。やっぱり久しぶりに会うとめちゃくちゃ喋るんですよ。彼、1人のときはかなり静かだと思うので、仮面ライダーが終わったら、その反動でずっと喋ってるんじゃないかな、と思います。

桜木 2022年は和人の音源しか聴いていなかったので、来年は音源を越える歌声を楽しみにしています。

長野 ボイトレの先生だ。

大倉 貫き通したね。

桜木 うん、貫きとおした。がんばった。

――お話にも出ていましたが、いろんな曲が収録されているだけではなく、タイトルもちょっと意味深です。改めて、今回のアルバムで伝えたいメッセージはどういうところになるのでしょうか。

大倉 今までの僕たちげんじぶってピアノロック調から始まり、「青、その他」、そして「チョコループ」と、曲の幅がどんどん広がってきて、僕たちもグループの中でどんどん変化していく中で、この3年間のひとつの集大成がこのアルバムです。そして、Next phaseへ、ということで、パシフィコ横浜のさらにその先へ、止まらず進んでいくぞという熱い気持ちを込めてこのタイトルになっているかなと思います。

――このアルバムを引っ提げて、1月28日に横浜パシフィコでの公演、今回は7人で、ということですが、どういったライブになりそうですか?

長野 昔、メンバーみんなで超特急先輩のライブを観に行ったときから「パシフィコ横浜に立ちたいね」という話をしていて、2022年は本格的に目標の場所にしてきて、やっと立つことになります。本当に緊張しかしないですけど、次のステップに行くためには大事なライブになると思うので、みんな気合い入ってますし、去年は6人の活動が多くなっちゃって、観測者の方々を不安にさせてしまったり、いろいろあると思うんですけども、久しぶりに7人でパフォーマンスできるので、ここまでげんじぶを守ってくださった観測者の方々に一旦の感謝、恩返しを全部このステージでできたらなと思っております。

――Next phaseということで、パシフィコ横浜の次の段階ももう見えてきてますか?

長野 そうですね。僕たちメンバー的にはパシフィコの次も見据えたライブにしたいなっていう意気込みがあります!

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取材・文=ふくだりょうこ
撮影=友野雄

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