松雪泰子が踊り子、市川猿之助が“鐘撞き人”に!「ナミダドロップス」あらすじ公開
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猿之助と愉快な仲間たち 第3回公演「ナミダドロップス」チラシ表
猿之助と愉快な仲間たち「ナミダドロップス」のあらすじが公開された。
猿之助と愉快な仲間たちは、市川猿之助が主宰する演劇プロジェクト。脚本を藤倉梓、演出を市川青虎が手がける今回は、鶴屋南北「金幣猿島郡」をベースに、ヴィクトル・ユゴー「ノートルダム・ド・パリ」を融合させた物語が描かれる。
劇中では、聖地に聳え立つ鐘楼堂・通圓を舞台とした物語が展開。堂守・清比古(キヨヒコ)、その主人・帯刀(タテワキ)らの運命は、舞踊集団キサラギの踊り子・翡翠(ヒスイ)と出会ったことで動き始め……。
ある武将の妹であることを隠す踊り子・翡翠役は松雪泰子。“鐘撞き人”の清日古を猿之助、聖職者であり清日古の養父・帯刀を下村青が演じる。そのほかの出演者は既報の通り。
上演に際し猿之助は「今回は第3回公演で、東京の神田明神ホールで上演をするご縁をいただきました。この劇場でできるなら、神田明神にも澤瀉屋にも縁のある『金幣猿島郡』を現代版でできないかと、演出の青虎に話しました。青虎が脚本の藤倉梓さんに依頼をし、『ノートルダム・ド・パリ』との融合になった次第です。果たしてどのような作品になるのか。私も楽しみにしております」と期待を語った。
公演は3月8日から14日まで東京・神田明神ホール、19日に京都・京都芸術劇場 春秋座、21日に愛知・岡崎市民会館 あおいホールにて。東京公演チケットの一般販売は1月21日10:00にスタートする。
市川猿之助コメント
猿之助と愉快な仲間たちは、コロナ禍で活動の機会が減っている役者たちと新しい取り組みができないかと始めました。
今回は第3回公演で、東京の神田明神ホールで上演をするご縁をいただきました。この劇場でできるなら、神田明神にも澤瀉屋にも縁のある「金幣猿島郡」を現代版でできないかと、演出の青虎に話しました。
青虎が脚本の藤倉梓さんに依頼をし、「ノートルダム・ド・パリ」との融合になった次第です。
果たしてどのような作品になるのか。
私も楽しみにしております。
猿之助と愉快な仲間たち 第3回公演「ナミダドロップス」
2023年3月8日(水)~14日(火)
東京都 神田明神ホール
2023年3月19日(日)
京都府 京都芸術劇場 春秋座
2023年3月21日(火・祝)
愛知県 岡崎市民会館 あおいホール
原作:鶴屋南北「金幣猿島郡」/ ヴィクトル・ユゴー「ノートルダム・ド・パリ」
脚本:藤倉梓
演出:市川青虎
音楽:SADA
スーパーバイザー:市川猿之助
出演(五十音順):穴井豪、石橋正次、石橋正高、市川郁治郎、市川猿之助、市川喜介、市川笑猿、市川翔三、市川翔乃亮、市川段之、市川段一郎、市川三四助 / 市瀬秀和、嘉島典俊、下川真矢、下村青、大知、立和名真大、松原海児、松雪泰子