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【サンダンス映画祭レポート】サラ・スヌック主演の心理スリラー『Run Rabbit Run』

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『Run Rabbit Run』

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ミッドナイト部門で上映された『Run Rabbit Run』は、テレビドラマ『メディア王〜華麗なる一族〜』で大ブレイクを果たしたオーストラリア人女優サラ・スヌックが里帰りして作った心理スリラー映画。

スヌックが演じるサラは、南オーストラリアに住むシングルマザー。元夫が新しい女性との間に子供を作ろうとしていることに複雑な思いはあるが、仕事も順調で、平和な日々を送っている。だが、庭にうさぎが現れた時から、7歳の娘ミアが奇妙な行動を取るように。会わせたことのないサラの母ジョアン(ミアの祖母)に会いたいと言い出したり、自分の名前はミアでなくアリスだと主張したりするのだ。

認知症をわずらい、施設に入っているジョアンが今もまだ昔のまま残している家を訪れると、ミアはより奇怪さを増していく。そんな娘に、サラのパニックは高まるばかり。だが、そこには、隠されていた大きな秘密が関係していた。

監督は、テレビドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などを手がけたデイナ・リード。脚本はハンナ・ケント、プロデューサーはサラ・ショウとアナ・マクリーシュで、女性チームだ。

つい先日、Netflixが今作の世界配信権を獲得した。

文=猿渡由紀

(C)Sundance Institute