アニー賞候補作発表、「インクレディブル・ファミリー」や「未来のミライ」が対象に
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「インクレディブル・ファミリー」
第46回アニー賞のノミネート作品が発表された。
1972年に設立された“アニメーション界のアカデミー賞”と称される同賞。ディズニー / ピクサーの「インクレディブル・ファミリー」が長編作品賞など10部門において最多11ノミネートを果たし、「シュガー・ラッシュ:オンライン」も10部門にノミネートされた。
「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」「スパイダーマン:スパイダーバース」は7部門でノミネート。「メリー・ポピンズ リターンズ」はキャラクターアニメーション賞など5部門、ウェス・アンダーソンのストップモーションアニメ「犬ヶ島」は長編作品賞など4部門で候補となっているほか、「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」、Netflixオリジナル作品「ネクスト ロボ」も3部門でノミネートされた。
日本の作品では、細田守の「未来のミライ」がインディペンデント作品賞と脚本賞でノミネート。草なぎ剛、柄本時生、満島真之介が声を当てた日仏共同製作の「ムタフカズ」もインディペンデント作品賞の候補となった。
第46回アニー賞の授賞式は、アメリカ・ロサンゼルスにて現地時間2月2日に開催。なお「シュガー・ラッシュ:オンライン」は12月21日、「メリー・ポピンズ リターンズ」は2月1日、「スパイダーマン:スパイダーバース」は3月8日より公開される。
第46回アニー賞 主要部門ノミネーション
長編アニメーション作品賞
「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「犬ヶ島」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」
インディペンデント作品賞
「This Magnificent Cake!(英題)」 / 「ムタフカズ」 / 「未来のミライ」 / 「Ruben Brandt, Collector(原題)」 / 「Tito and the Birds(英題)」
特別制作アニメーション賞
「Back to the Moon(原題)」 / 「メリー・ポピンズ リターンズ」 / 「The Emperor's Newest Clothes(原題)」 / 「The Highway Rat(原題)」
アニメーション効果賞(長編アニメーション)
「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / 「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「ネクスト ロボ」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」
キャラクターアニメーション賞(長編アニメーション)
「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「犬ヶ島」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」
キャラクターアニメーション賞(実写作品)
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」 / 「プーと大人になった僕」 / 「メリー・ポピンズ リターンズ」 / 「パディントン2」 / 「くるみ割り人形と秘密の王国」
キャラクターデザイン賞(長編アニメーション)
「インクレディブル・ファミリー」 / 「メリー・ポピンズ リターンズ」 / 「ネクスト ロボ」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」
監督賞(長編アニメーション)
ニック・パーク「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / ゲンディ・タルタコフスキー「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」 / ブラッド・バード「インクレディブル・ファミリー」 / リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン「スパイダーマン:スパイダーバース」
音楽賞(長編アニメーション)
「グリンチ」 / 「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「スモールフット」
美術賞(長編アニメーション)
「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / 「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」 / 「犬ヶ島」 / 「メリー・ポピンズ リターンズ」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」
絵コンテ賞(長編アニメーション)
「グリンチ」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「メリー・ポピンズ リターンズ」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」
声優賞(長編アニメーション)
エディ・レッドメイン「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」 / ホリー・ハンター「インクレディブル・ファミリー」 / ブライアン・クランストン「犬ヶ島」 / シャーリン・イー「ネクスト ロボ」 / サラ・シルヴァーマン「シュガー・ラッシュ;オンライン」
脚本賞(長編アニメーション)
「インクレディブル・ファミリー」 / 「未来のミライ」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」 / 「Teen Titans Go! To the Movies(原題)」
編集賞(長編アニメーション)
「グリンチ」 / 「インクレディブル・ファミリー」 / 「シュガー・ラッシュ:オンライン」 / 「Ruben Brandt, Collector」 / 「スパイダーマン:スパイダーバース」