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「ザ・葡萄王」優勝はツンツクツン万博!ランジャタイとランジャタイに影響受けたゾフィー失格

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「第2回ザ・葡萄王~笑いを収穫せよ~グレープカンパニーNo.1決定戦」優勝はツンツクツン万博。

本日2月5日、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで「第2回ザ・葡萄王~笑いを収穫せよ~グレープカンパニーNo.1決定戦」が開催され、ツンツクツン万博が優勝した。

「ザ・葡萄王」は、グレープカンパニーの若手ナンバー1を決めるネタバトル。昨年行われた第1回ではTCクラクションが優勝し、舞台上にあぁ~しらきを連れ込むなどやりたい放題だったランジャタイが失格している。前回、15分もの間ネタを繰り広げていたランジャタイが1stラウンドを通過してしまったことから、ネタ時間5分という決まりを厳格化。30秒超過で警告音が鳴り、1分超過で爆発音および強制暗転、そして失格となることが事前にアナウンスされた。

ランジャタイ、ゾフィー、あぁ~しらき、ポンループがAブロックに、レインマンズ、カカロニ、ツンツクツン万博、孫ダッシュがBブロックに、フランスピアノ、お見送り芸人しんいち、TCクラクション、わらふぢなるおがCブロックに振り分けられ、各ブロックの勝者が決勝へ。審査は観客投票に委ねられた。トップバッターにして終わる気配のない漫才でやはり失格となったランジャタイに続き、ゾフィーもコントのオチを“爆発”に向かわせて自ら失格になりにいくという波乱のAブロック。あぁ~しらきはしっかり時間内で収め、ポンループとの一騎打ちに。

スペシャルMCのサンドウィッチマンが「パッと見、勝ち抜くの簡単そう(笑)」と述べていた、新顔の多いBブロックだったが、その予想に反してどのコンビもオリジナリティあふれるネタで観客を引きつけ、投票の手を迷わせた。Cブロックのお見送り芸人しんいちは先ほど失格になったランジャタイとゾフィーもネタに盛り込んで沸かせる。フランスピアノ、TCクラクション、わらふぢなるおも大きな笑いを生み、審査は混戦模様となった。

決勝に進出したのはポンループ、ツンツクツン万博、わらふぢなるおの3組。集計中には、サンドが気になった組を呼び込んでのトークが展開され、ゾフィー上田は「(ランジャタイが)ボカーンって爆発してるとき、『俺も、爆発してえなあ……』って」とランジャタイへの憧れからルールを破ってしまったと告白した。

先輩たちを抑えて優勝したツンツクツン万博は、結成2年目のルーキー。彼らには賞金と共にニッポン放送冠特番の権利が贈られ、内藤は「恐縮すぎて、怖すぎる」とラジオ特番に不安を吐露し、ガイは「マジでちょっと練習しよう!」とまっすぐに提案した。またサンドウィッチマン賞は元あがすけの吉村とピン芸人として活動していた土屋が組んだコンビ・孫ダッシュが獲得。賞金と「ザ・ラジオショー サタデー」(ニッポン放送)のゲスト出演権が贈られた。

ツンツクツン万博に僅差で敗れたわらふぢなるおはこのところ準優勝続きだと嘆くが、伊達は「準優勝っていうのはないから。2位、3位は決めてない。まあ、(準優勝だと)思ってりゃいいじゃん」と頑なに認めない。「わらふぢはやっぱり面白かったなあ。貫禄ですね」と称賛の言葉を送りつつ、「(ポンループと)同率3位」とやはり「準優勝」とは言わなかった。総評として、「みんな面白かった。すごい事務所になってきましたね」とコメント。富澤は「審査員じゃなくてこうやってフラットで見たいなと思った。楽しいな、お笑いって(笑)」とリラックスしてネタを鑑賞できたと感想を語った。

なお、この「ザ・葡萄王」は、ニッポン放送の番組制作を担当している株式会社ミックスゾーンがグレープカンパニーとタッグを組んで昨日2月4日から2日間開催した「新宿・笑博」の1つとして実施された。