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【インタビュー】目標は世界! “異色のコラボ”の醍醐味を具現化した“Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ”

音楽

インタビュー

ぴあ

Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ Photo:山本佳代子

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日中韓ガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』への参加を経てソロデビューを果たし、シンガーとして活動する川口ゆりなと、数々のバラエティ番組に出演し、幅広い層から支持を得るお笑いコンビ・ガンバレルーヤ。その二組がダンス&ボーカルユニット“Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ”を結成し、シングル「Cheeky Cheeky」をリリースする。

K-POPの要素をふんだんに取り入れたハイパーチューンと個性豊かなボーカル&ラップ、そして本気度120%のダンスパフォーマンスには、想像を超えた驚きと感動がある。“異色のコラボ”の醍醐味を具現化した彼女たちに話を聞いた。

──今回、このコラボに至った経緯は、よしこさんがSNSに投稿していたガルプラのオーデション曲のダンス動画を、ゆりなさんが見つけて、ぜひ一緒にやりたいと声をかけたことから始まったんだそうで。

ゆりな そうなんです。しかもその動画を見たときは、まだ韓国でレッスンしている最中で。コロナ禍でオーデションのステージも無観客でしたし、みんながどんなふうに受け止めてくれているかがわからない中で、誰もが知ってるガンバレルーヤのよしこさんが踊ってくれてる!ってすごくうれしかったんですよね。一緒にいた日本人メンバー全員、その動画から勇気をもらって頑張れましたし、今こうして一緒にいるのが本当にすごいことだなと感動してるんです。

よしこ それはこっちのセリフですよ! オーデションの番組をめっちゃ見てたし、それこそ今なんて数々のゆりなファン、ガルプラファンに「すごいね、ゆりなちゃんとコラボするんだ!」って声かけてもらえてますから。

ゆりな 私も「いいなぁ、ガンバレルーヤとコラボ!」って言われます。でも、当初はまさかおふたりがここまでガチな歌とダンスを引き受けてくれるとは思ってなかったんです。おふたりが本気で引き受けてくださったから成功したコラボなんだと思います。

──温泉同好会の宴会芸を引き受けるのとはわけが違いますからね。

よしこ あははははは。いや、本当にそうですよ。芸としては真逆ですから。だからゆる(ゆりな)からオファーを受けて、びっっっくりして。こんな夢のような話二度とないだろうし、めちゃめちゃうれしかったんですよね。

──とはいえガンバレルーヤのおふたりもキレッキレなダンスを披露しています。おふたりにダンスの経験はあったんですか?

よしこ 私はエアロビクスを9年ほどやってました。あとはガルプラとかK-POPアイドルが好きなんで、それを見ながら家で踊ったり。いつかはデビューしたいと思ってて(笑)、夢が叶っちゃいましたね。

まひる でも、私たちの目標は世界だからね。言霊ってあると思うんで、「まずはこの国を飛び出して、世界狙っていきます」って、どんどん口に出していこうと思ってるんです。あ、ちなみに私はダンス経験ないんですけど(笑)。

ゆりな それがびっくりなんです。ご一緒させていただく前におふたりのいろんなダンス動画を見たんですけど、未経験というのが信じられないくらい踊ってましたし。まるねえ(まひる)に関しては振付以外のところの曲のノリ方が、もはやダンサーなんですよね。

まひる (グルーヴが)宿る体質といいますか……入られやすい体質なんですよねぇ。

ゆりな あははははは。霊媒系?

よしこ イタコ系?

まひる そのあとドッと疲れちゃうんですけど(笑)。よっちゃんがK-POP系が好きで独学で踊ってるのを一緒に真似してやったり、ダンスがもともと好きなふたりなんで、昔はよく閉店後のパチンコ店のガラスに映る姿を見ながらふたりでレッスンしたりしてたんです。

よしこ あの経験が活きたのかもしれないねぇ(笑)。

まひる だから素人の中では上手と言われることが多かったんですけど、今回プロのゆるとやらせていただいて、初めて挫折を味わったんです。上には上がいるなって。

よしこ うちら上にいたことないから! 下の下だよ(笑)。

──ダンスでの“表現”を極めてる人と、画面での“自己アピール”を極めてる人のコラボって、さすがに見応えがあるなと思いました。ゆりなさんとしては、今回のコラボを実現するにあたり目的のようなものはあったんですか?

ゆりな 私とガンバレルーヤさんの共通点として韓国の音楽が好きというところが一番強かったんで、そこで私たちにできる何かを表現したいなと思いました。最初はふたりが超多忙な中で歌とダンスをどれだけ高められるか、意識をあわせられるかが課題かなと思ったんで、ゴリゴリのダンスではなくて、ちょっと可愛いポップな感じにしたほうがいいのかなとも思ったんです。

でも、ふたりが「やるからには本気でついていきます!」って言ってくださって。それなら、みんなの想像するジャンルの裏をついて、バッチバチのダンスを披露して驚かそう!ってなったんですよね。 だから曲を選ぶときも、ポップな可愛い系の曲とかも入った20曲くらいの中から、結果的に一番ハードだった曲が選ばれましたし。歌詞も、曲のデモを聞きながら書いていきました。

よしこ 歌詞もすごく共感しやすかったし、歌ったり踊ったりするときにすごく体に入ってきやすかったんですよね。レコーディングのときも、ゆるは前日に録り終ったのにわざわざ見に来てくれて。そのときはまだ会うのも二回目だし、ゆるが見てる中で歌うのはすごく緊張したんですけど、私が歌ってるときにブースの向こうですごく笑ってくれてて、なんかうれしかったんです。

ゆりな よるねえ(よしこ)は、録ってないときの声も全部コントロールルームに聞こえてるのを知らなかったみたいで。「Yeah!」とか「That’s Rigth!」とかの掛け合いをひとりで練習してたんですけど、どうやら二日酔いだったみたいで、「Uh!Uh!…おえっ」って(笑)。

よしこ 前日に浴びるほど酒を飲んでまして。ウッウッ言ってたら本当にあがってきちゃってねぇ。でも録音ブースを出たあとにみんなが笑ってくれてて、すごくうれしかったです。

──誰にもできないフェイクですよね(笑)。でもよしこさん、二日酔いとは思えないキレイなハイトーンが出てます。何か意識されたことはありますか?

よしこ 歌うときは、SPEEDの島袋寛子さんを(体の中に)下ろしました。いろんな人を下ろして歌いましたけど、特に寛子さんは私がSPEED世代ということもあり小学生の頃によく下ろしてたんで、すんなり入ってきてくれましたね。

──まひるさんのラップも、ウィスパーボイスがすごく活かされてます。

まひる ラップは初体験なんです。でも、自由に歌ってみてと言われて思い切ってやったらすっごく褒められて、うれしかったです。最後のほうには「私はラッパー。このまま世界に羽ばたくわ」って、自分の声を世界に届けなきゃいけないっていう使命感が生まれてました。

よしこ すごくいい声だった! まーちゃんの声じゃないみたいだったもん。で、私とまーちゃんが録り終わって、ゆるの歌を入れた完成版を自分たちで聴くじゃないですか? もうね、レベルが違うの。なんていうの? ご本人登場!みたいな感じ(笑)。

まひる あれはもう鳥肌立ったよねー。

よしこ そこいらの人とは、声の艶と抜け感が違うのよ。どっから声出してんのかな?鼻かな?みたいな。これがプロなんだなって感動しました。

──楽曲はもちろん、MVもインパクト大です。シーン数も多いし、ひたすら踊り続けていたと思いますが、それぞれ撮影はいかがでした?

ゆりな 全部グリーンバックなんです。すごい技術! 私たち韓国行ったっけ? とか地下鉄乗ったっけ?って思うくらい。撮影中はどうなるかイメージすることしかできなかったんで、完成品を見たときに「すごいものができちゃったな」と思いました。

まひる 撮影中の私のテーマは「生意気」でした。こっそりガム嚙んだりしてましたし。

ゆりな えぇ!? ほんとに?

よしこ うわぁ、生意気! よくないよーそれー。

まひる ちょっと生意気感を出そうかなと思って。どうやったら生意気さをアピールできるか考えた結果、ガムを噛むってところに行き着いたという(笑)。でも今回、自由に踊ってくださいと言われたのが一番大変でした。

最初はなんとか踊るけど、4分近くあるから、だんだんネタがなくなってくるんですよ。でも、そこはさすがのゆる! 振り付けなしのフリーでも、めちゃくちゃかっこよかったんです!

よしこ ほんとうにすごかった! マジで! その場にいたみんなが沸いたもんね。

まひる どこを切り取られても絵になるくらい完璧なんです。私、大声出さないタイプなんですけど、そのときは両手上げて「フォーーッ!」って言っちゃいましたもん。

よしこ 普段は甘えん坊で可愛いゆるなのに、踊り始めたら瞬時に変わるんですよねぇ。つま先から手の指先まで隙が無いの。思い出すだけで鳥肌が……ほら!

ゆりな やだ、鳥肌立ってるー!

まひる よっちゃんザラザラだよ!

よしこ あ、それはもともとの肌質だね。いやぁ本当、ゆるもカッコよかったし、まーちゃんも生意気な感じが出てたし。ちなみに私はフリータイムでは、いつもちゃんみなを下ろしてたんです。そしたら監督さんがカットインしてきて「ちょっとすみません、ちゃんみなナシでお願いします」って。しつこかったらしい(笑)。

ゆりな あはははは!でも、ちゃんと使われてますから。

──そうしてできた作品がついに2月6日にお披露目されるわけですが、絆を作り上げたこの3人として、この先の野望などはありますか?

ゆりな この3人でステージに立ちたいです。この曲は絶対にライブで盛り上がると思うんで、お客さんとのコール&レスポンスを楽しめるようなステージをぜひやりたいですね。

よしこ うわー、それ素敵! 生でパフォーマンスやりたい!

まひる まずは生で見てもらいたいよね! 世界、狙ってるんで。

Text:川上きくえ Photo:山本佳代子

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【応募方法】

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<リリース情報>
Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ デジタルシングル「Cheeky Cheeky」

配信中

Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ「Cheeky Cheeky」ジャケット

作詞:YHANAEL / Kawaguchi Yurina
作曲:Louise Frick Sveen / Isaac Han / Aaron Kim
編曲:Aaron Kim / Isaac Han

Kawaguchi Yurina×ガンバレルーヤ「Cheeky Cheeky」MV

配信リンク:
https://lnk.to/KawaguchiYurina_x_Ganbareruya_CheekyCheeky

プロフィール

■Kawaguchi Yurina 川口ゆりな
1999年6月19日生 オスカープロモーション所属
2014年 第14回 全日本国民的美少女コンテスト演技部門賞受賞
2021年8月「Girls Planet 999:少女祭典」第1回個人投票 全体第1位
2022年 雑誌「MORE」(集英社)4月号より専属モデルとして活躍
2022年3月21日 ソロデビューシングル「Look At Me」配信開始
2022年6月20日 2ndシングル「Cherish」配信開始(7月30日 CD発売)
SNS合計フォロワー 115万(1月30日現在)

■ガンバレルーヤ
2012年6月12日結成 吉本興業所属

よしこ NSC大阪校 35期生
生年月日:1990年10月24日
出身地:愛知県豊田市
趣味:星を見ること/サクセスストーリーの映画をみること
特技:有名女優の顔モノマネ/創作ダンス/アロマリンパマッサージ/介護福祉士免許/料理

まひる NSC大阪校 35期生
生年月日:1993年8月30日
出身地:鳥取県 大山町
趣味:キャッチボール/壁当て
特技:ヘッドスライディング/背面キャッチ/野球/ソフトボール/暗記

SNS合計フォロワー 77万(1月30日現在)

関連リンク

川口ゆりな公式サイト:
https://kawaguchiyurina.com/

川口ゆりなInstagram:
https://www.instagram.com/kawaguchi_yurina_official/

ガンバレルーヤInstagram:
https://www.instagram.com/ganbareruyaym/