「シティ・オブ・ゴッド」監督が製作、音楽で人々つなぐアフリカ横断ドキュメンタリー
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「グレート・グリーン・ウォール」場面写真
「シティ・オブ・ゴッド」の監督として知られるフェルナンド・メイレレスが製作総指揮を務めた「グレート・グリーン・ウォール」が、4月22日より東京・シアター・イメージフォーラムほかで順次公開される。
本作はマリ出身のミュージシャン、インナ・モジャがアフリカ横断の旅に出るさまを追った音楽ドキュメンタリー。気候変動を食い止めるため、2007年、アフリカ大陸を8000kmにわたって横断する植林プロジェクト「グレートグリーンウォール（緑の長城）計画」が開始された。インナ・モジャはセネガルからエチオピアまでの道中、セネガルのヒップホップの創始者ディディエ・アワディ、マリのブルースバンドのソンゴイ・ブルース、ナイジェリアのワジェらと楽曲を制作し、各地でライブを重ねる。また女性支援に情熱を燃やす彼女は、紛争孤児の少女たちとも出会い、現実の過酷さに衝撃を受けつつも「夢を信じてほしい」とアフリカのためにメッセージを発信していく。監督はジャレッド・P・スコットが務めた。
(c)GREAT GREEN WALL, LTD