香音×石井杏奈W主演で「ガチ恋粘着獣」ドラマ化、人気配信者に恋するファンの姿描く

香音と石井杏奈のダブル主演でマンガ「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」がドラマ化されることが決定した。

星来による「ガチ恋粘着獣～ネット配信者の彼女になりたくて～」の主人公は、高い人気を誇る3人組の動画配信グループ・コズミックのメンバーに、本気（ガチ）恋している女性ファンたち。彼女たちの純粋な恋心はガチ恋に発展し、好意が憎悪へと変化していくさまが描かれる。ドラマは女子大生の輝夜雛姫（かぐや・ひなき）と、コンセプトカフェ店員の花織琴乃（はなおり・ことの）を主人公に据えた2部構成で展開。彼女たちのエキセントリックな恋愛バトルの中で、「人を愛することの尊さ」「ネット社会での人と人とのコミュニケーション」なども映し出されていく。

香音が演じるのは、第1部の主人公となる雛姫。コズミックのメンバー・スバルにガチ恋する女子大生で、バイト代を投げ銭に注ぎ込み、いつかはスバルの彼女になりたいと本気で願っているキャラクターだ。そして石井が扮するのは第2部の主人公・琴乃。コズミックのメンバー・コスモの大ファンで、雛姫のような “ガチ恋勢”を軽蔑している。また本人たちに迷惑を掛けない“本物のファン”を信条としながらも、胸の中にはガチ恋を秘めている。

もともと原作マンガを読んでいたという香音は「雛姫は狂気的な面もありますが、基本的には純粋にスバル君を想う一途で愛のある女の子だと思っています。その可愛らしい女の子の面と内側に秘めている狂気的な部分を、喜怒哀楽しっかり出していけたらと思っています」と述懐。石井は琴乃について「心で感じた事を頭で考えてから行動できる素敵な女性」と述べ、「琴乃の幸せを1番に願いながら丁寧に演じていきたいと思います」と意気込んだ。星来のコメントは下記の通り。

ドラマ「ガチ恋粘着獣」はABCテレビ、テレビ朝日で4月にスタート。脚本は三浦希紗、開真理、鈴木裕那が担い、監督は朝倉加葉子が務める。

ドラマL「ガチ恋粘着獣」

ABCテレビ、テレビ朝日 2023年4月スタート

香音 コメント

台本、原作を読んだ感想は？

もともと原作を読んでいたので、とても迫力のある作品ですし、参加することにわくわくしました。

演じる雛姫の印象は？ どのように演じたい？

雛姫は狂気的な面もありますが、基本的には純粋にスバル君を想う一途で愛のある女の子だと思っています。その可愛らしい女の子の面と内側に秘めている狂気的な部分を、喜怒哀楽しっかり出していけたらと思っています。

視聴者へのメッセージ

恋する女の子達の愛するが故の歪んだ愛情表現を、私自身、愛しくも恐ろしく表現できるよう、撮影頑張りたいと思っています。ドラマ「ガチ恋粘着獣」ぜひ、見ていただきたいです。

石井杏奈 コメント

台本、原作を読んだ感想は？

時代に沿った物語でとても面白かったです。表に出る側としても、視聴者側としても共感できるところがたくさんありました。なので出演が決まりとても嬉しかったです。それと同時に映像化する事でより魅力的に仕上げるために琴乃としてお芝居で精一杯貢献したいと気合いも入りました。

演じる琴乃の印象は？ どのように演じたい？

心で感じた事を頭で考えてから行動できる素敵な女性。一喜一憂する姿や罵詈雑言、罵倒する姿全てが表も裏もない真っ直ぐな琴乃。どんな琴乃でも愛されるように全力で振り切る準備もぶっ飛ぶ準備もできています。琴乃の幸せを1番に願いながら丁寧に演じていきたいと思います。

視聴者へのメッセージ

過激な行動や狂気的な描写が多々ありますが、これはとても真っ直ぐな純愛です。みんなの恋の行方がどうなっていくのか見守っていただけると嬉しいです。

星来 コメント

ドラマ化の話を聞いたときの心境

最初にお話を伺った時、率直に「えっ！」と驚きました。自分で描いておいてなんですが、「コレを!?」と困惑しました。実写化されるなんて、描き始めた当初もそんなつもりがなかったので、キャラデザもかなりファンタジーですし、現実で「ガチ恋」のキャラクターが動くなんて想像できませんでした。でもそれと同時に実写で動くキャラクターを見てみたいと、楽しみにしている気持ちも芽生えました。

香音、石井杏奈の印象は？ また星来が考える雛姫、琴乃の印象は？

お二人とも雰囲気のある佇まいが素敵だなと感じました。
キャラクターに関してはどちらも感情には共感できますが、欲望への行動力を持てているのは羨ましくもあり、怖いなと思ったりもします。友達にはなりたくないけど、観察してるくらいが丁度いい、SNSでフォローはするけど、絡もうとは思わない距離感の人たちです。性格でいうと、完全に真逆にいる二人なので、絶対に仲良くなれないだろうな…。

視聴者へのメッセージ

それぞれのキャラクターが“ただのヤバい奴”で終わらずに、しっかりと多角的に描いてもらっているのがありがたいです。【テンプレ通りではないキャラクター】一視聴者として、今からとても楽しみです。

(c)ABC