役者続ける建築現場の作業員を描く「ヘルメットワルツ」池袋シネマ・ロサで公開
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「ヘルメットワルツ」場面写真
西村洋介の監督作「ヘルメットワルツ」が、東京の池袋シネマ・ロサで4月15日から28日までレイトショー上映される。
日本芸術センター第14回日本映像グランプリで優秀作品賞を受賞した本作は、建築現場で働きながら役者としても活動するササキの物語。コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、どちらの仕事も自粛となってしまったササキがもがくさまが描かれる。佐々木和也が主演を務め、和田光沙、森羅万象、林和義、棚橋ナッツ、野田美弘、土平ドンペイ、和田圭市らがキャストに名を連ねた。ナレーションを田口トモロヲが担う。脚本は丸山智巳と佐々木が手がけた。
なお本作を応援するコメントが到着。「PLAN 75」で知られる映画監督・早川千絵は「好きなことを続けながら粛々と生きる主人公の姿が西村さんと重なりました。きっと今の西村さんだから撮れた作品だと思います」とつづっている。そのほかのコメントは下記の通り。
早川千絵(映画監督)コメント
西村監督、劇場公開おめでとうございます。
好きなことを続けながら粛々と生きる主人公の姿が西村さんと重なりました。きっと今の西村さんだから撮れた作品だと思います。これからも撮り続けてください。応援してます!
冨樫森(映画監督)コメント
頬に加齢による茶色いシミのある日雇い労働者役の佐々木ちゃんが、和田光沙と銀杏を炒って仲良く食べたりする。たるんだお腹の万象さんも、みんないい歳になったなあ! 生きてるだけで大体OKだけど、ましてや自分らで映画を撮るなんて、凄すぎて!
月野木隆(映画監督)コメント
過酷な建設現場での至福の一服時、皆饒舌で不平不満ばかり。
将来は不透明だが一筋の希望を見出す男たちの物語。皆に幸あれ。