Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 北欧の名作椅子・インテリアアクセサリー・食器300点以上を展示『ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展』開催

北欧の名作椅子・インテリアアクセサリー・食器300点以上を展示『ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展』開催

アート

ニュース

ぴあ

現存は世界で唯一 ベント・ヴィンゲ《イージーチェア》 1958-59 年デザイン 撮影:大塚友記憲

椅子研究家の織田憲嗣(おだのりつぐ)氏が、20世紀の優れたデザインの家具や日用品を中心に収集を重ねてきた「織田コレクション」。現在は、北海道の東川町複合交流施設「せんとぴゅあ」で一部が常設展示されているが、その全貌に迫る初の大規模展が、東京の日本橋髙島屋S.C.の本館8階ホールで、3月1日(水)から3月21日(火・祝)まで開催される。

膨大な作品数を誇り、またその種類も北欧を中心とした椅子やテーブルから、照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたる織田コレクションは、近代デザイン史を俯瞰できる点でも世界的に高く評価されている。今回は、そのなかから北欧の椅子をはじめとした家具やインテリアアクセサリー、食器など、総勢70名以上のデザイナーによる総数300点を超える多彩な作品を展観する。

椅子の収集からスタートしたコレクションということもあり、大きな見どころのひとつは、北欧各国の椅子の名作が一堂に並ぶこと。加えて、現存作が世界でひとつしかないヴィンゲの《イージーチェア》をはじめ、稀少な椅子の数々が眼にできる貴重な機会となっている。

また同展では、北欧の建材で作った部屋に織田コレクションの家具を展示。北欧の照明(現行商品)で演出を行い、照明の工夫なども紹介するコーナーのほか、北欧の人々の日々の暮らしを撮影したオリジナル映像を上映するミニシアターを設けるなど、多角点な展示が行われる予定だ。 「美が人生を豊かにする」という考え方が19世紀末から浸透していた北欧では、有機的な美しさと機能性が融合した優れたデザインが生み出されてきた。その北欧が誇る作品と実際の暮らしぶりは、「ていねいに美しく暮らしたい」と願う私たちに、暮らし方のヒントを与えてくれるに違いない。

なお、同展は、1933年にオープンした日本橋髙島屋の開店90周年記念行事のひとつ。今回は、同じく90周年を迎えるフィンランドの巨匠アアルトのデザインによる《スツール 60》(現行商品)がミニシアターに設置される。アアルトの椅子に実際に座って映像を楽しむのもおすすめだ。

<開催情報>
『ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展』

会期:2023年3月1日(水)~3月21日(火・祝)  ※会期中無休
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール
時間:10:30~19:30、3月21日(火・祝)は18:00まで(入場は閉場30分前まで)
料金:一般1,000円、大高800円
※2023年4月20日(木)~5月7日(日) ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場、8月9日(水)~20日(日) 大阪高島屋 7階グランドホールへ巡回
展覧会公式サイト:
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou/index.html

フォトギャラリー(8件)

すべて見る