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二宮和也主演でビートたけしの恋愛小説「アナログ」が実写映画化、ヒロインは波瑠

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左から波瑠、二宮和也。

ビートたけしの恋愛小説「アナログ」が実写映画化。二宮和也が主演、波瑠がヒロインを務め、2023年秋に全国公開されるとわかった。配給はアスミック・エースと東宝が共同で手がける。

本作は、手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟を主人公にしたラブストーリー。悟は自ら内装を手がけた喫茶店・ピアノで、謎めいた女性・みゆきと出会う。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、彼女は携帯電話を持っていなかった。みゆきの「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」という言葉をきっかけに、2人は毎週木曜日にピアノで会う約束を交わし、ゆっくりと関係を深めていく。やがて思いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意。しかし当日、みゆきはピアノに現れなかった。

監督を務めたのは「ホテルビーナス」「鳩の撃退法」で知られるタカハタ秀太。ビートたけしが立川談志、二宮が立川談春を演じた2015年放送のTBS年末ドラマスペシャル「赤めだか」の演出も務めていた。「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦が脚本を担う。原作は文庫版が6月20日に集英社から刊行される予定だ。

二宮は「目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです」とコメント。波瑠は「とても美しい物語に感動しました。今は会えなくても色々なことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。是非、大切な人と観ていただけたら嬉しいです」と語っている。

二宮和也 コメント

現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。

目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。
コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです。

波瑠 コメント

脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくても色々なことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。
誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。
是非、大切な人と観ていただけたら嬉しいです。

タカハタ秀太 コメント

「アナログ」が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。
映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです。
二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、
まさに〈悟とみゆき〉を感じました。

原作本の帯に「愛するって、こういうことじゃないか?」とあります。
誰かを大切にする、とは何か…。
珠玉のラブストーリーを全ての世代にお届け出来ればと思います。

(c)2023「アナログ」FP (c)2023 T.N GON Co., Ltd.