ビートたけしの純愛小説が映画化、主演は二宮和也、ヒロインは波瑠
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左から波瑠、二宮和也。
ビートたけしの純愛小説「アナログ」が映画化され、2023年の秋に公開予定であることがわかった。
2017年に発表された「アナログ」は、たけしが初めて執筆した純愛小説。デザイナー・水島悟が自ら内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で謎めいた女性・みゆきと出会うが、彼女は携帯電話を持っていないため、週に一度だけ店で会う時間を大切にしながら関係を深めていく物語だ。主人公・水島悟を二宮和也、ヒロイン・みゆきを波瑠が演じる。
監督を務めるのは、二宮とたけしの主演ドラマ「赤めだか」(TBS系)の演出を担当したタカハタ秀太。また脚本を「あゝ、荒野」「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦が執筆する。
二宮和也 コメント
現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです。
波瑠 コメント
脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくてもいろいろなことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。ぜひ大切な人と観ていただけたらうれしいです。
タカハタ秀太 コメント
「アナログ」が出版されてすぐ、「これを二宮和也さんで映画にしたい!」と切に思いました。映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです。二宮さんと波瑠さん、初共演の2人の撮影初日を見て、まさに悟とみゆきを感じました。原作本の帯に「愛するって、こういうことじゃないか?」とあります。誰かを大切にする、とは何か……。珠玉のラブストーリーをすべての世代にお届けできればと思います。
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